文化社会論演習1

Numbering Code G-HUM34 5A038 SJ36 Year/Term 2022 ・ Second semester
Number of Credits 2 Course Type Seminar
Target Year Master's students Target Student
Language Japanese Day/Period Thu.2
Instructor name Yasushi UEDA (Graduate School of Human and Environmental Studies Associate Professor)
Outline and Purpose of the Course 1. 年度末にむけて各自が現在取り組んでいる、あるいは取り組もうとしている研究課題について論点を他の参加者と共有し、口頭発表という形式で議論する能力を養うことを目的とする。音楽が自身の研究の主たるテーマでなくとも、広く音楽に関連する問題を研究で扱いたい人は、積極的に参加してほしい。
2. 自身の研究課題のほか、研究発展の助けとなる学術論文の紹介を行う。まだ明確に研究テーマが固まっていない場合は、音楽とロマン主義に関する下記のような文献をこちらで提案する。

例)
Fulvia Morabito (ed.) "En pelerinage avec Liszt" : virtuosos, repertoire and performing venues in 19th-Century Europe. Turnhout, Brepols, 2015.(英語、仏語)*システムの都合上、アクサンは省略

履修人数にもよるが、原則として30~45分の枠で自身の研究(研究動機、先行研究との関係、方法論、展望)、または、自身の研究を深く関わる文献の紹介と批判を行い、残りの時間でディスカッションを行う。必要に応じて、音楽研究の基礎知識を補うために講義形式の授業を差し挟む場合がある。
Course Goals 音楽文化(人、作品、演奏、聴取、社会等、等々)について研究するための切り口を発見し、研究の語り口を身に着ける。そのために、外国語文献の読み方、議論の方法、発表の組み立て方、研究内容の提示方法を洗練させる。
Schedule and Contents 第1回:イントロダクション
 自己紹介、発表分担の決定、担当教員の近年の研究に関する紹介
第2回~第14回:発表とディスカッション
第15回:総括
Evaluation Methods and Policy 議論への積極的な参加(発言)、発表の質(内容と形式)を重視する。配点はそれぞれ20%、40%。残りの40%は年度末レポートで評価する。
Course Requirements 辞書を使いながら欧文による学術文献が読めること。
Study outside of Class (preparation and review) 予習:他の発表者の発表文献も読んでおくこと(読めない言語の場合はこの限りではない)。発表者は、発表要旨(800字程度)を事前に参加者全員と共有する。
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