Realities of Local Tax and Finance systems

Numbering Code P-GOV00 64F70 LJ45 Year/Term 2022 ・ Second semester
Number of Credits 2 Course Type Lecture
Target Year 1st & 2nd year students Target Student
Language Japanese Day/Period Tue.4
Instructor name HANYU YUICHIRO (Part-time Lecturer)
Outline and Purpose of the Course 日本の地方税財政制度に関し、実務的な視点に立脚しつつ「授業計画と内容」で示す事項を考察し、地方税法、地方財政法、地方交付税法等が規定する制度の基本的な内容とその運用の実態を理解する。あわせて、地方税財政制度が国民生活のために果たしている役割や主要国との制度の違い、制度が抱える今後の課題等についての知見を得る。
Course Goals 日本の地方税財政制度の沿革や主な改正経緯、現在の課題について一通りの知識を得ることによって、政府や自治体当局、審議会等の発表する内容について正確に理解する知識に加え、税制改正や予算編成の仕組みなど、公共政策に関わる場合にも活用しうる基本的な知識を得る。
Schedule and Contents 現時点での大まかな予定は次のとおり。
1 イントロダクション、日本の地方税財政制度の沿革
2 日本の行政における地方財政の占める役割(他国との比較含む)
3 地方税の役割と実際
4 地方交付税の役割と実際
5 地方債の役割と近年における変化
6 地方分権と地方税財政(1)国庫補助負担金の役割
7 地方分権と地方税財政(2)三位一体の改革と地方に与えた影響
8 自主課税権の拡大と役割、ふるさと納税
9 税制改正プロセスと地方税
10 国の予算編成プロセスと地方財政
11 様々な政策分野と地方税財政
12 自治体における予算編成等の実際
13 自治体議会と地方税財政、地方財政健全化法
14 これからの地方財政の課題
15 フィードバック(詳細は授業中に指示する)

○ 現時点での予定であり、授業の進行や制度改正の状況等により変更する可能性がある。
○ 授業形式は講義形式だが、参加人数等に応じて可能な限り双方向性を加味する。
Evaluation Methods and Policy 〇 筆記試験(50%)と平常点(授業内での発言、アンケート等に基づく)50%で算定する。
Course Requirements None
Study outside of Class (preparation and review) ○ 毎回の授業時に、次回の予習事項を示す。
○ 復習事項については、適宜、振り返りを行い、自学を支援する。
Textbooks Textbooks/References 開講までに指示する予定
References, etc. 参考書については、第1回の授業で説明する予定。
PandA(授業支援システム)を通じて補足資料・文献等を提供又は指示する。
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