International Economic Security
Numbering Code | P-GOV00 64730 OJ43 | Year/Term | 2022 ・ Second semester |
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Number of Credits | 2 | Course Type | lecture and seminar |
Target Year | 1st & 2nd year students | Target Student | |
Language | Japanese | Day/Period | Tue.4 |
Instructor name | SAKADE TAKESHI (Graduate School of Economics Associate Professor) | ||
Outline and Purpose of the Course | 国家安全保障の中心に、「経済安全保障」概念をセッティングする試みがようやく日本でもはじめられているが、こうした問題について、理論・重点的課題に則して検討する。 | ||
Course Goals | 経済安全保障の概念・定義・基本的考え方を習得し、重点分野での課題を理解する。また、この分野で特に重要な国際公共財理論からの「安全保障」を、防衛産業基盤・バードンシェアリング(同盟国間の責任分担)などの論点を中心に検討する力を身につける。 | ||
Schedule and Contents |
①経済安全保障ー歴史(日米経済摩擦)・経済(学)・人権/データ ②経済安全保障の定義ー台湾TSMC熊本誘致をどう見るか? ③アメリカの経常赤字・中国の経常黒字をどう見るか?「債務の罠」と「債権の罠」 ④東芝の盛衰-ココム違反事件の教訓 Trading with the Enemy? ⑤アメリカ民主主義・人権外交 ⑥実務家レクチャー① ⑦米日FS-X摩擦とアメリカ経済安全保障政策(上) ⑧米日FS-X摩擦とアメリカ経済安全保障政策(下) ⑨中国の経済安全保障論 ⑩実務家レクチャー② ⑪サイバー経済安全保障と民主政・僭主政 ⑫データ・プライバシーと経済安保・「規制帝国」EU ⑬ 実務家レクチャー③公安調査庁「経済安保とインテリジェンス」 ⑭総括討議 ⑮授業フィードバック |
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Evaluation Methods and Policy | 定期試験(筆記:30%)、レポート(40%)、平常点評価(30%)にて成績評価を行う。 | ||
Course Requirements | None | ||
Study outside of Class (preparation and review) | 事前に配布資料を読んでおくこと。 |