Humanitarian Assistance in the International Community and the Role of Japan
Numbering Code | P-GOV03 64213 OJ45 | Year/Term | 2022 ・ First semester | |
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Number of Credits | 2 | Course Type | lecture and seminar | |
Target Year | 1st & 2nd year students | Target Student | ||
Language | Japanese | Day/Period | Fri.3・4 | |
Instructor name |
MATSUDA YUKIKO (Part-time Lecturer) YAMAMOTO HIDEAKI (Part-time Lecturer) KONDO KEN (Part-time Lecturer) MATSUDA TOSHIO (Part-time Lecturer) KUDO HIROSHI (Part-time Lecturer) |
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Outline and Purpose of the Course |
1 紛争や大規模自然災害等に起因する世界の人道危機は長期化・複雑化・大規模化している。もはや,人道危機は局所的問題に留まらず,世界全体の平和・安定・反映に直接的な影響を及ぼすグローバルな課題に変化してきている。 2 本科目では,こうした世界の人道危機の現状について紹介するとともに,国際機関や各国政府などの国際社会による人道支援の対応,及び我が国の人道支援体制・役割について取り上げる。また,非政府組織(NGO)をはじめとする多様な主体が人道支援において重要な役割を果たしていることから,日本のNGOの国際人道支援活動の現状や課題,政府との協力のあり方などについても考察する。 |
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Course Goals |
1 報道等だけでは全体像や背景が把握し難い人道危機の現状や,政府,国際機関,NGO等による国際人道支援の全体のシステム,実施の仕組みなどについて包括的に理解する。 2 今後の課題に対応するための政策を演習形式で取り上げ議論することにより,人道支援政策の立案において必要となる基礎的知識及び能力を養う。 |
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Schedule and Contents |
以下の項目について講義を行う。ただし,講義の進み具合や国際人道支援をめぐる現状の進展などに応じて順序や内容を変更することがある。 第1回~第2回 世界の人道危機の現状 第3回~第4回 国際機関による人道支援の現状と進展 第5回~第6回 大規模自然災害等に対する国際緊急援助 第7回~第8回 NGOの活動 第9回~第10回 NGOによる国際人道支援 第11回~第12回 人道支援の今日的課題と展望 第13回~第14回 ケース・スタディ 第15回 フィードバック(フィードバックについては、授業中に指示する。) |
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Evaluation Methods and Policy | 課題に対する期末レポート60点(基本的な概念に関する理解,正確な情報,バランスのとれた分析,論理構成力,政策構想力について着目する)及び平常点40点(出席の頻度及び授業・演習における貢献度)を考慮して成績評価を行う。 | |||
Course Requirements | None | |||
Study outside of Class (preparation and review) | 授業で指示する | |||
Textbooks | Textbooks/References |
講義資料を講師が用意する。 |
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References, etc. |
国際緊急人道支援, 内海成治・中村安秀・勝間靖編, (ナカニシヤ出版) 南スーダンに平和をつくる, 紀谷昌彦, (ちくま新書) 世界に向けたオールジャパンー平和構築・人道支援・災害救援の新しいかたち, 上杉勇司他, (内外出版) 国際社会で働く:国連の現場から見える世界, 嘉治美佐子, (NTT出版) 国連で学んだ修羅場のリーダーシップ, 忍足謙朗, (文藝春秋) |