Public Policy A

Numbering Code P-GOV00 51011 LJ42 Year/Term 2022 ・ First semester
Number of Credits 2 Course Type Lecture
Target Year Recommended to 1st year students Target Student
Language Japanese Day/Period Wed.2
Instructor name MACHIDORI SATOSHI (School of Government Professor)
Outline and Purpose of the Course この授業は、公共政策大学院のカリキュラム全体にとっての入門科目として、受講者が必ずしも十分な予備知識を持たないことを前提に、政治学の観点から公共政策を学んでいくための基礎を講じる。具体的には、前半には公共政策を政治学的に理解するための基礎概念やアプローチについて扱い、後半には具体的対象として戦後日本における公共政策の展開について扱う。
Course Goals ・公共政策を政治学的に理解するための基礎となる概念やアプローチが修得できること
・戦後日本における政治と政策選択の歴史的展開を把握できること
Schedule and Contents I  イントロダクション(1回)

II 公共政策の規定要因(5~6回)
(1)政治分析における基礎概念
(2)公共政策とは何か
(3)環境要因からの説明
(4)制度要因からの説明

III 戦後日本政治と公共政策(5~6回)
(1)1955年以前
(2)55年体制と高度経済成長
(3)安定成長と冷戦の終結
(4)バブル崩壊と制度変革
(5)構造改革と政権交代

IV グループ発表(2回)

試験

フィードバック(1回)

開講時には若干変更する可能性がある。
詳細な予定表は初回に配布する。
Evaluation Methods and Policy 平常点(授業での発言やグループ発表の内容)(10%) + 定期試験(90%)によって評価する。
Course Requirements この授業は必修科目であり、全員が履修する必要がある。なお、医学研究科社会健康医学系専攻の学生を除き、他研究科の学生の履修・聴講を認めない。
Study outside of Class (preparation and review) レジュメはKULASISあるいはPandAにおいて事前配布を予定しているので、授業開始前に入手して目を通しておくこと。
授業終了後に、参考書等を活用して内容の定着を図ること。
グループ発表については、初回授業時に指示する。
Textbooks Textbooks/References 授業に際しては毎回レジュメを配付し、それに基づいて講義を進める。
References, etc. 新訂 公共政策, 砂原庸介・手塚洋輔, (放送大学教育振興会、2022年)
公共政策学の基礎[第3版], 秋吉貴雄・伊藤修一郎・北山俊哉, (有斐閣、2020年)
民主主義にとって政党とは何か, 待鳥聡史, (ミネルヴァ書房、2018年)
これらの文献は、いずれも毎回の授業で使うという意味での「教科書」ではないが、授業内容と密接な関連を有する。個別テーマについての参考文献は、各回のレジュメに掲載するほか、授業中にも適宜紹介する。
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