Case Study: Theories and Practice of NPO
Numbering Code | P-GOV02 66061 OJ45 | Year/Term | 2022 ・ First semester | |
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Number of Credits | 2 | Course Type | lecture and seminar | |
Target Year | 1st & 2nd year students | Target Student | ||
Language | Japanese | Day/Period | Fri.5 | |
Instructor name |
YOSHIDA TADAHIKO (Part-time Lecturer) NOIKE MASATO (Part-time Lecturer) |
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Outline and Purpose of the Course | NPOの活動を事例研究を通して学ぶ。事例研究はNPOの現場当事者による報告、ディスカッション、担当者による解説などを通して行われる。NPOといっても多様であるので、本授業で対象とするNPOもいくつかの異なる分野のものを取り上げる。この授業によって、現実の多様なNPOの理念と活動を理解し、公共政策におけるNPOの位置づけをより的確で深いものにすることができるようになる。 | |||
Course Goals | NPOの実際の活動やその背景にある理念について理解することができる。また、社会的課題に対応する活動の最前線に立つNPOの現場リーダーのプレゼンやディスカッションを通じて、現在の社会で何が起こっているかを知ることができる。トピックごとのグループディスカッションを通じて、多様な見方があることを体験し、ディスカッションの経験値が高まる。 | |||
Schedule and Contents |
初回から数回は、以下のようなトピックについて、2名の担当教員それぞれによる講義を行う。 1) NPOやボランティアとは何か、その定義 2) 活動範囲、その社会的な意義 3) 公共セクターでの位置づけ、さらに行政との関係 4) NPOと他セクターとのパートナーシップ 5) NPOの今後の課題 次いで、ケーススタディとして、NPOの現場で活躍するゲストスピーカーによる報告と、それに関するディスカッションを行う。ゲストスピーカーの報告に関しては、事前の学習を必要とし、事後にはクラスでのグループ・ディスカッションを行う。 NPOについての基本的な予備知識があることを前提に、実際の状況や課題についてディスカッションする。指示した参考書等で、事前に基本的なことがらは学習しておくこと。 |
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Evaluation Methods and Policy | ディスカッションにおける発言等などクラスへの貢献度、期末レポートなどを総合評価する。 | |||
Course Requirements | None | |||
Study outside of Class (preparation and review) | ゲストスピーカーのプレゼンをより深く理解するために、事前に資料やネットでの調査を必要とする。また、ゲストスピーカーによるプレゼンの翌週にはそれを題材にしたグループディスカッションを行うので、フォローアップの調査や自分の意見の整理などが必要である。 | |||
Textbooks | Textbooks/References | 授業内容のトピックごとにプリント等を配布する。また、ゲストスピーカーに関する事前学習にあたっては、団体のホームページを閲覧することが必要である。 | ||
References, etc. |
非営利組織論, 田尾・吉田, (有斐閣), ISBN:978-4-641-12389-2 ボランティア・NPOの組織論, 川野・田尾他, (学陽書房), ISBN:978-4313815087 市民社会論, 坂元治也編, (法律文化社), ISBN:978-4-589-03813-5 |