Policy Analysis in Energy Resource Planning
Numbering Code | P-GOV03 64612 LJ45 | Year/Term | 2022 ・ Second semester | |
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Number of Credits | 2 | Course Type | Lecture | |
Target Year | 1st & 2nd year students | Target Student | ||
Language | Japanese | Day/Period | Wed.3 | |
Instructor name | ITO TETSUO (Part-time Lecturer) | |||
Outline and Purpose of the Course |
エネルギーの安定的かつ低廉な供給の確保と効率的な利用は、国民生活や産業活動の基盤となるなるものである。他方、エネルギーの利用等に伴う温室効果ガスの排出は人類の生存そのものにも影響を及ぼしかねない問題となっており、原子力事故に伴う放射性物質による環境汚染への対応も喫緊の課題となっている。また、エネルギー問題は世界の政治・経済の状況等と密接な関わりを持っている。 このようン中、我が国は2050年にカーボンニュートラルを達成することを国際公約としたが、これを実現するためには、エネルギー政策の在り方そのものを根本的に見直していくことが必要となっている。 以上を踏まえ、本講義では、我が国が直面しているエネルギーに関する問題について、実地経験を踏まえつつ講義を行うことにより、エネルギー行政の動向と課題について理解を深め、今後の方向について検討することを目的とする。 |
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Course Goals | カーボンニュートラルをはじめとする我が国のエネルギーに関する政策の現状と課題を理解することにより、今後の施策の立案に必要な基礎的な知識と思考方法を習得する。 | |||
Schedule and Contents |
1.講義のねらい、全体像について 2.エネルギー統計の読み方と我が国のエネルギー需給構造の特徴 3.カーボンニュートラルの意味と達成方策 4.世界のエネルギー需給と主要エネルギー源の特徴 5. 石油・石炭・天然ガスについて 6.再生可能エネルギーについて 6.原子力をめぐる諸問題について 7.エネルギーの効率的な利用(省エネ法と社会システムとしての省エネ)について 8.電力システム改革について 9. 受講者による重要と考える政策についての意見の発表と討議 各テーマに1~2回程度の講義時間を使用。 また、エネルギー政策に精通した現役の中央官庁高官、有識者等を招聘し、討議を行う機会を設ける。 フィードバックについては、授業中に指示する。 |
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Evaluation Methods and Policy | 期末試験と平常点(出席状況、意見の発表をはじめとする授業内での発言等)で評価する。その割合は6対4とする。 | |||
Course Requirements | エネルギーに関わる基礎知識の有無は問わないが、エネルギー政策に関心のある学生の履修を望む。 | |||
Study outside of Class (preparation and review) | 授業の中で、次回の授業前に予習しておくべき文献を指示する。 | |||
Textbooks | Textbooks/References | 毎回資料配布を行う。 |