International Law
Numbering Code | P-GOV03 64170 SJ41 | Year/Term | 2022 ・ First semester | |
---|---|---|---|---|
Number of Credits | 2 | Course Type | Seminar | |
Target Year | 1st & 2nd year students | Target Student | ||
Language | Japanese | Day/Period | Wed.3 | |
Instructor name | TAMADA DAI (Graduate School of Law Professor) | |||
Outline and Purpose of the Course |
国際法が国際社会における諸活動を規律する上でいかなる役割を果たしているのかを検討することで、国際社会の諸事象の規範的な見方を身につけることを目的とする。国際法上の制度や規則を概観すると共に、代表的な裁判例や裁判所意見などを取り上げて国際法の現実における適用実態について理解を深める。 なお、毎回の授業では、教科書の章毎に報告担当者を決定しておき、前半が個別報告、後半は報告に基づく議論を行う(ゼミ形式に近い)。 |
|||
Course Goals | 国内法との比較において国際法の特質を理解し、国際法の法源、国家をはじめとする国際法の主体、国家領域などに関する基本的な知識を習得すること。 | |||
Schedule and Contents |
取り上げるべき具体的なテーマやケースは開講時に決定する。 1.国際法の基本構造、法源 2.条約法 3.国家要件、国家の主権と管轄権 4.国家機関 5.国家領域、国際化地域 6.海洋法 7.国際人権法、外国人の法的地位 8.国際刑事法 9.国際経済法 10.国家責任法 11.国際環境法 12.紛争解決 13.国際安全保障法 14.武力紛争法 15.総括(フィードバック) |
|||
Evaluation Methods and Policy | 出席状況、報告内容、質疑応答への参加などの平常点を総合的に評価する。なお、適切な理由なく3回以上欠席する場合は単位は出ない。 | |||
Course Requirements | None | |||
Study outside of Class (preparation and review) | 各回の受講前に必ず教科書の関連部分を読んでおくこと。 | |||
Textbooks | Textbooks/References |
国際法(第4版), 浅田正彦編, (東信堂、2019年) ベーシック条約集2022, 浅田編集代表, (東信堂、2022年4月頃刊行予定) 教科書を用いた報告と議論を行うため、浅田正彦編『国際法』は必携。条約集については、『ベーシック条約集』ではなく、もう少しコンパクトなもの(『コンサイス条約集』など)でもよい。 |
||
References, etc. |
判例国際法(第3版), 薬師寺・坂元・浅田・酒井編集代表, (東信堂、2019年) 国際法判例百選(第3版), 森川他編, (有斐閣、2021年) |