Organizational Emergency Management
Numbering Code | P-GOV00 62050 LJ45 | Year/Term | 2022 ・ First semester | |
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Number of Credits | 2 | Course Type | Lecture | |
Target Year | 1st & 2nd year students | Target Student | ||
Language | Japanese | Day/Period | Mon.2 | |
Instructor name |
KOSHIYAMA KENJI (Part-time Lecturer) ITO JUN (Part-time Lecturer) |
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Outline and Purpose of the Course |
日本国内では、自然災害の発生が頻発化と激化の傾向を示すだけでなく、予想外のさまざまな原因による危機が増発しており行政組織さらには民間組織において危機管理に対する関心が高まっている。ここで使う危機管理とは「プロセス」であり、危機を管理する水準を継続的に向上させる試みである。 本講義では、まず前半で防災・危機管理行政に関する理論的展開について学習し,後半でわが国の災害対応について、危機管理の具体的方法と課題及びその計画手法について演習等を用いて学習する。 |
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Course Goals |
主に自然災害を対象とした危機管理の標準的理論について理解する。 国内外の危機管理政策の展開について理解する。 わが国の災害対応組織の現状と課題について理解する。 |
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Schedule and Contents |
第1週 オリエンテーション:危機管理とは何か? 第2週 日本の危機管理制度:自然災害対策と国民保護 第3週 米国の危機管理制度1:緊急事態管理(EM)と安全保障の関係 第4週 米国の危機管理制度2:準備システム 第5週 米国の危機管理制度3:対応・復旧のメカニズム 第6週 欧州の危機管理制度:EU圏の市民保護 第7週 中間まとめ:危機管理制度の国際比較 第8週 日本が想定する国難災害とその管理課題 第9週 災害対策の法制度枠組 第10週 地方自治体行政の災害対応組織 第11週 危機管理の政治性 第12週 危機管理事例1 第13週 危機管理事例2 第14週 危機管理事例からみた災害対策課題 第15週 総括/フィードバック |
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Evaluation Methods and Policy | 講義期間中にレポート課題を2回課す。それらの合計得点により成績を判定する。定期試験は行わない。 | |||
Course Requirements | None | |||
Study outside of Class (preparation and review) | 配布された資料や論文等は必ず熟読すること。 | |||
Textbooks | Textbooks/References | 論文・資料等を適宜配布する。 | ||
References, etc. |
Disaster Policy & Politics [3rd ed.], Sylves, Richard, (CQ Press, 2019), ISBN:9781506368689 Introductioh to Emergency Management [7th ed.], Haddow, G. D., Bullock J. A., and Coppla D. P., (Butterworth-Heinemann, 2020), ISBN:9780128171394 System Under Stress: Homeland security and American Politics [2nd ed.], Kettle, Donald F., (CQ Press, 2013), ISBN:9781452239903 災害対策全書2 応急対応, ひょうご震災記念21世紀研究機構災害対策全書編集企画委員会, (ぎょうせい), ISBN:978462480042 |