熱流体・燃焼の数値解析
Numbering Code | Year/Term | 2022 ・ Intensive, First semester | |
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Number of Credits | 2 | Course Type | Lecture |
Target Year | Target Student | ||
Language | Japanese | Day/Period | Intensive |
Instructor name | KAWANABE HIROSHI (Graduate School of Energy Science Professor) | ||
Outline and Purpose of the Course | エネルギー変換過程において重要な熱流動および燃焼の化学反応について,数値計算を行うために必要な手法について具体例をまじえて講述する. | ||
Course Goals | 流体力学,伝熱工学に加えて速度論の学識に基づき,流動,熱,反応を数値的に解析する手法の基礎について理解する. | ||
Schedule and Contents |
以下に示す各課題について,講義を実施する. 1.流動および熱・物質輸送の支配方程式(3) N-S方程式および各種輸送方程式の基礎について解説する. 2.離散化と数値解法(3) 上述のN-S方程式,輸送方程式について非線形連立偏微分方程式を数値的に解く手法 について具体的に解説する. 3.乱流の取り扱いとモデリング(5) 実際上重要となる乱流場について,レイノルズ平均の考え方とラージエディ シミュレーションの手法について解説する. 4.燃焼の化学反応(1) 燃料分子が酸素分子と反応し発熱する過程について,動力学的に解析する手法に ついて解説する. 5.燃焼のモデリング(3) 実際の燃焼機器では乱流場において燃焼反応が進行する.このような場における 考え方およびモデリングを講述する. 6.フィードバック(1) |
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Evaluation Methods and Policy | 講義への出席およびレポートの評価に基づき総合的に評価する. | ||
Course Requirements |
流体力学および伝熱工学を受講していること. また,速度過程論を受講していることが望ましい. |
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Study outside of Class (preparation and review) | 本講義の基盤となる,流体力学および伝熱工学における学識を復習しておく事が望ましい. |