Advanced Studies: Sociology of Education III
Numbering Code |
G-EDU48 57274 LJ45 G-EDU48 57274 LJ47 |
Year/Term | 2022 ・ Intensive, First semester | |
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Number of Credits | Course Type | special lecture | ||
Target Year | Target Student | |||
Language | Japanese | Day/Period | Intensive | |
Instructor name | TSUTOMI HIROSHI (Part-time Lecturer) | |||
Outline and Purpose of the Course |
犯罪という現象について、包括的な理解をしてもらうことを目的とする。 持ってもらいたい問いは ・犯罪はなぜこの世の中に存在しているのか ・犯罪はどんな機能があるのか ・犯罪にはどんな意味があるのか ・犯罪は本人や周囲の人々に何をもたらすのか ・犯罪に人々はどのように対応するのか ・犯罪はどのように体験されるのか ・犯罪はどんな結果をもたらすか ・犯罪はどんな感情を引き起こすか など、一言でいえば、「犯罪とはいったい何なのか」ということです。 |
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Course Goals |
受講者の皆さんに身に着けてもらいたいのは ・犯罪という現象を俯瞰的にみられるようになること ・犯罪という現象の本質を考えられるようになること ・犯罪という現象についての「態度」を形成できるようになること です。 |
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Schedule and Contents |
4日間の集中講義で行います。1日目と2日目はセットで、3日目と4日目はセットで行います。 一日目 1~4回 1~2回 上岡陽江+女性ダルクハウス『生きのびるための犯罪(みち)』イースト・プレス を読み解く 3~4回 youtube『MADE IN KAWASAKI 工業地帯が生んだヒップホップクルー BAD HOP』を読み解く 二日目 5~8回 5~8回 アリス・ゴフマン『逃亡者の社会学』亜紀書房を読み解く 三日目 9~12回 9~12回 Victoria Canning and Steve Tombs. 2021. From Social Harm to Zemiology: A Critical Introduction (New Directions in Critical Criminology) (English Edition). Routledge. を読み解く 四日目 13~15回 Vice Newsを一つ選んで、プレゼンを行う |
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Evaluation Methods and Policy |
成績評価は次のように行います。ワークショップ形式で行うので、出席は前提とします。 1 授業への意欲的な参加 50% 2 授業内のプレゼン 30% 3 授業後のレポート 20% 到達目標について、教育学研究科の成績評価の方針に従って評価します。 |
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Course Requirements | None | |||
Study outside of Class (preparation and review) |
予習をしておいてほしいです。 1 『生きのびるための犯罪(みち)』、『逃亡者の社会学』、From Social Harm to Zemiology: A Critical Introduction (New Directions in Critical Criminology) (English Edition)は読んでおいてください。 2 youtube『MADE IN KAWASAKI 工業地帯が生んだヒップホップクルー BAD HOP』(https://www.youtube.com/watch?v=m5KeRbLmnmc&t=617s)は見ておいてください。 3『生きのびるための犯罪(みち)』、『逃亡者の社会学』、『MADE IN KAWASAKI 工業地帯が生んだヒップホップクルー BAD HOP』については、いわゆるKJ法ができるように、主語と述語を含む「データ」(例 チャックが殺された; 私(アリス)は復讐したいと感じた)を、それぞれ100程度抜いておいてください。 4 From Social Harm to Zemiologyについては、授業開始後、分担を決めますが、軽くレジュメを作成しておいてください。 *『生きのびるための犯罪(みち)』とFrom Social Harm to Zemiology: A Critical Introduction (New Directions in Critical Criminology) (English Edition)は、データを提供するので、担当者にコンタクトしてください。 *『逃亡者の社会学』は買い求めてください。 |
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Textbooks | Textbooks/References |
生きのびるための犯罪(みち), 上岡陽江+女性ダルクハウス, (イースト・プレス 2012), データは提供します 逃亡者の社会学, アリス・ゴフマン, (亜紀書房 2021), お買い求めください From Social Harm to Zemiology: A Critical Introduction (New Directions in Critical Criminology) (English Edition), Victoria Canning and Steve Tombs, (Routledge 2021), データは提供します |
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References, etc. | 情報生産者になる, 上野千鶴子, (ちくま新書 2018) |