Advanced Seminar on Case Studies II
Numbering Code | G-EDU47 58845 SJ46 | Year/Term | 2022 ・ First semester |
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Number of Credits | Course Type | topics seminar | |
Target Year | Master's students | Target Student | |
Language | Japanese | Day/Period | Wed.4・5 |
Instructor name |
MATSUSHITA HIMEKA (Graduate School of Education Professor) UMEMURA KOTARO (Graduate School of Education Senior Lecturer) |
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Outline and Purpose of the Course | 本研究科附属心理臨床実践研究センター 心理教育相談室において、院生スタッフが担当する心理臨床面接の事例について検討する。 | ||
Course Goals | 臨床力を高め、それを臨床現場に還元するとともに、臨床経験の理論化と総合的把握ができるようになる。 | ||
Schedule and Contents |
授業は次の方法で前期15回おこなう。なお、今年度も原則として双方向型のオンライン授業にて実施する。 具体的には、毎回の事例発表者を事前に決定し、順番に各自の事例を提示し検討する。まず事例提供者が事例の概要、見立て、心理療法の展開過程を提示し、さらに、担当者としてどのように考えどのように関わっていたかなどの主観的な読みを提示する。そのうえで、参加者とともに、質疑応答やディスカッションを通して、心理臨床事例に関して理解を深めていく。同時に、セラピストとしての態度、関わり方等に関しても、各自の実践事例と関連づけながら、体得していく。 |
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Evaluation Methods and Policy |
平常点(事例検討へのコミットメントと取り組み)をもとに評価をおこなう(100%)。 具体的には、上記の到達目標に沿って、主として以下の諸観点を総合し、 教育学研究科の評価基準に従って成績評価をおこなう。 ・事例に対するセラピストとしての倫理性の理解が深まる ・クライエントの心に生じていることの理解が深まる ・セラピストの心に生じていることの理解が深まる ・治療関係や臨床場面に生じていることの理解が深まる ・発表者の場合は,セラピスト自身の体験や理解のあり方への向き合い方と見直しの度合いが深まる ・参加者の場合は,個々の事例に即して,自らの事例理解を見直そうとする姿勢の程度や,発表者がクライエントとの臨床体験に立ち戻って捉え直すことを促進するような関わりの姿勢の程度が深まる |
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Course Requirements |
・修士課程の学生は、「インテークカンファレンス」,「臨床心理実習ⅠA(心理実践実習)」(原則М1),「臨床心理実習ⅠB(心理実践実習)」(原則М2),「臨床心理基礎実習Ⅰ・Ⅱ」(原則М1),「ケーススーパーヴィジョンⅠ」(原則М1),「ケーススーパーヴィジョンⅡ」(原則М2)を併せて履修すること。 ・心理教育相談室のスタッフとして、心理臨床実践を行うための知識・技能・倫理を身に付けていること。 ・教育学研究科以外の学生は履修不可,受講は、臨床心理学コースの学生に限る。 |
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Study outside of Class (preparation and review) |
・発表者は、念入りにレジュメを作成し、準備を徹底すること。 ・授業後は、発表者、参加者ともに、コメントされたことや自らが感じたことを意識化して、自分のものとするよう努力する。 ・心理療法や心理アセスメントに関する,理論および実践について,文献を自発的に調べ,精読する。 ・その他,臨床心理学や精神医学,発達心理学等の理論や知見に限らず,事例を理解するにあたり,必要と考えられる事項や観点について文献を自発的に調べ,視野を広げる。 ・当該事例や心理療法・心理臨床について,より深い理解の観点を探究する。 |