Support Theory and Applications of Clinical Psychology in Industry and Work Area
Numbering Code | G-EDU47 58427 LJ46 | Year/Term | 2022 ・ Intensive, First semester | |
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Number of Credits | Course Type | special lecture | ||
Target Year | Master's students | Target Student | ||
Language | Japanese | Day/Period | Intensive | |
Instructor name | KANAI ATSUKO (Part-time Lecturer) | |||
Outline and Purpose of the Course | 近年、産業・組織領域において心理専門職の需要が高まっている。産業・組織心理臨床とは、「働く」ことに関連した心理的支援を目的としている。しかし、「働く」ことは人生、「生きる」ことと大きく重なっている。すなわち、産業・組織心理臨床とは、働くすべての人を対象とし、働くことは生きることを背景として営まれていることを意識しつつ、人が働くことに伴うさまざまな思いを整理し、自分自身の働く意味を見出すことを支援することにより、人が働くことを支えていこうとするものである。本授業では、産業・組織心理臨床について、その特徴および基本的な支援理論と実践について学ぶ。 | |||
Course Goals | 産業・組織領域の心理臨床に関する包括的な知識を獲得し、その実践とのかかわりについての理解を深める。 | |||
Schedule and Contents |
授業は講義および参加者間のグループディスカッションで進める。授業後リアクションペーパーに講義やグループディスカッションで理解したことや疑問点などの記入を求める。 第1回:産業・組織領域における心理臨床とは 第2回:キャリアの心理学 第3回:ストレスの心理学 第4回:産業・組織の心理学 第5回:労働関連法規 第6回:産業精神保健、産業医学 第7回:組織内キャリア発達支援 第8回:うつと自殺の予防 第9回:職場復帰支援 第10回:心理教育 第11回:危機介入 第12回:職場のハラスメント 第13回:職場における連携、外部EAPの活用 第14回:大学における就職支援 第15回:学校場面におけるキャリア教育 第16回:フィードバックの方法については授業中に連絡します。 |
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Evaluation Methods and Policy |
【評価方法】 授業およびグループディスカッションへ積極的な参加(40%) 最終レポートおよびリアクションペーパーの内容(60%) 【評価方針】 到達目標について、教育学研究科の成績評価の方針に従って評価する。 |
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Course Requirements | 教育学研究科以外の学生は履修不可・受講は、臨床心理学コースの学生に限る。 | |||
Study outside of Class (preparation and review) | 産業・組織領域の心理臨床に関する基礎的知識を整理しておくこと。 | |||
Textbooks | Textbooks/References | 産業心理臨床実践, 金井篤子(編), (ナカニシヤ出版), ISBN:978-4-7795-1064-9, 事前に目を通しておいてください。 | ||
References, etc. |
産業・組織心理学を学ぶ, 金井篤子(編), (北大路書房), ISBN:978-4-7628-3074-7
その他については授業中に紹介する。 |