Support Theory and Applications of Clinical Psychology in Social Welfare Area
Numbering Code | G-EDU47 58426 LJ46 | Year/Term | 2022 ・ Intensive, First semester | |
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Number of Credits | Course Type | special lecture | ||
Target Year | Master's students | Target Student | ||
Language | Japanese | Day/Period | Intensive | |
Instructor name | ISHITANI SHINICHI (Part-time Lecturer) | |||
Outline and Purpose of the Course | 福祉分野にかかわる公認心理師の実践に必要な理論的知識及び、支援における実践的技法および留意点について講義し、当該分野の心理的援助に実際に取り組むための準備を整える。 | |||
Course Goals | 公認心理師として、福祉分野で出会う援助対象者を、学んだ理論的観点から適正に定式化でき、心理学的支援の計画、方法、介入、その評価を行えるようになる。合わせて、他機関・他領域の専門家との連携・協働して援助に当たることができるようになる。 | |||
Schedule and Contents |
本授業では、公認心理師としての実践に深くかかわる知識・技能の習得が目指されるため、単なる知識の集積ではなく、必要不可欠な知識・技能をまず明らかにし課題を自覚したうえで、実践を想定して学ぶ姿勢が求められる。そのため、以下のような順序で授業を進める。一方的な講義ではなく、適宜議論を取り入れる。 1~3回 幾つかの事例を提示し、それを査定・定式化し、介入方法を選択し、援助の効果を評価するために、いかなる理論的知識や臨床援助技法を習得する必要があるのかを、まず受講者間の議論を通して明確化する。 4~7回 虐待等の不適切な養育が及ぼす愛着障害、神経発達症の並存障害等を中心に、福祉分野で援助の対象となる主要な発達精神病理を定式化する上で不可欠な関係発達論を解説。 8~11回 発達精神病理への心理学的援助の原則、各種技法、他機関との連携・協働の在り方を概説。 12~14回 各種福祉施設の概要、関連する制度・法律の概説 15回 まとめと振り返り |
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Evaluation Methods and Policy |
【評価方法】 平常点(40%)とレポート(60%)。 【評価方針】 到達目標について、教育学研究科の成績評価の方針に従って評価する。 |
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Course Requirements | 教育学研究科以外の学生は履修不可。受講は臨床心理学コースの学生に限る。 | |||
Study outside of Class (preparation and review) |
心の定型発達や基本的な心理援助技法など、学部レベルの理論的知識や実習体験を踏まえていること。 授業で配布される仮想事例について、受講生各自があらかじめ定式化や援助計画の立案等を試みたうえで、授業に臨むことが望ましい。 |
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Textbooks | Textbooks/References | 講師が作成したプリントを配布する。 |