Seminar: History of Education IB

Numbering Code G-EDU43 56432 SJ38
G-EDU43 56432 SJ47
Year/Term 2022 ・ Second semester
Number of Credits Course Type topics seminar
Target Year Master's students Target Student
Language Japanese Day/Period Mon.5
Instructor name TANAKA TOMOKO (Graduate School of Education Associate Professor)
Outline and Purpose of the Course 明治期の教育制度と教育実践(2)
 教育史演習IAを引き継ぐ「史料講読」の授業である。具体的には、明治期の官僚が遺した文書群(京都大学博物館所蔵)および、大和の教育者・岡村閑翁(1827~1919)の残した「友月齋日記」(文久年間~大正年間)を主に用い、明治期の教育についての理解を深める。
 受講生は、基礎的なくずし字や当該期特有の文言・言い回しに慣れることを目標に、担当史料を翻刻することが求められる。英文を含めた手書き文書の解読技法の習得を重視したい。
 史料を解読した上で、研究史をふまえて史料の意義を考察し、発展的な考察を行うことが求められる。以上の個人作業をもとに、全体で討論を行う。それによって、一つの史料群をもとに、あたらしい研究成果を皆で生み出すことを目標とする。
 なお必要に応じて、新聞史料や官公庁文書の収集と解読も取り入れる。
Course Goals ・幕末~明治期の個人文書(書簡・書類・日記)・公文書・新聞等の読解・解釈の力を養う。
・幕末~明治期に関わる基礎的知識を身につける。
・史料と研究史をもとに発展的思考ができるようにする。
・「論文は足で書け」の実践訓練をする。
Schedule and Contents 第1回 ガイダンス(授業のすすめ方、予備知識)
第2回 授業担当者によるモデル報告
第3~14回 授業参加者による解読・報告
第15回 まとめの考察・フィードバック
Evaluation Methods and Policy 解読状況・報告内容(50%)、授業中の討論への参加状況(40%)、学期末レポート(10%)、以上3点を総合的に評価する。 
 評価方針:到達目標について、教育学部の成績評価の方針に基づいて評価する。
Course Requirements None
Study outside of Class (preparation and review) 参考文献を読み、史料の周辺を理解する。授業で解読した史料の読みの復習をする。
References, etc. そのほか適宜授業中に紹介する。
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