Advanced Studies: Media Studies II
Numbering Code | G-EDU52 57323 LJ45 | Year/Term | 2022 ・ Intensive, First semester | |
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Number of Credits | Course Type | special lecture | ||
Target Year | Master's students | Target Student | ||
Language | Japanese | Day/Period | Intensive | |
Instructor name | KAWASHIMA SHIN (Part-time Lecturer) | |||
Outline and Purpose of the Course | アジア政治外交史とメディア史との接点を探る。主にラジオの歴史について、20世紀前半、また冷戦期を視野に講義をし、また史料を輪読する。政治外交史は主に文献史料に基づいて政策決定過程や遂行過程を扱うが、それだけで足りるわけではなく、社会の理解や世論、また宣伝、宣撫工作などを総体的に把握することが求められる。ラジオは、当時の社会に大きな影響力を持ち、また戦時中には敵対国同士のコミュニケーションにも用いられた。他方、学生の研究報告の時間も設け、それぞれの学生の到達度に応じた議論ができればと考えている。 | |||
Course Goals | 政治外交史とその根拠とされてきた史料の意義と限界の双方を理解し、メディア関連史料を用いることによる効果と可能性にいて考察する。こうすることでディシプリンを横断しながら新たな方法論を見出す手法を涵養する。 | |||
Schedule and Contents |
集中講義なので、例えば午前中を講義と史料輪読、午後を研究報告などとして進めたい。履修者数や関心などに応じて配分は適宜調整したい。 (講義部分) 1 政治外交史とメディア史の接点 2 中国におけるラジオメディア史 3 「帝国」とラジオ 4 冷戦とラジオ:短波ラジオと日本の存在 5 人の移動とラジオ放送:現代台湾と対外宣伝ラジオ 6 講義に関するフィードバックに関する紹介と議論 (史料輪読部分) 7 中国におけるラジオ放送史料 8 満洲国におけるラジオ放送史料 9 日中戦争期の双方の傍受史料を読む 10 冷戦期のラジオ関連史料を読む① 11 冷戦期のラジオ関連史料を読む② (研究報告) 12 大学院生研究報告、討論① 13 大学院生研究報告、討論② 14 大学院生研究報告、討論③ 15 大学院生研究報告、討論④ |
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Evaluation Methods and Policy |
【評価方法】 平常点評価。出席状況と授業内での発言などを総合的に判断して評価する。 【評価方針】 到達目標について、教育学研究科の成績評価の方針に従って評価する。 |
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Course Requirements | None | |||
Study outside of Class (preparation and review) | 事前に配布する史料については事前に読んでおくことが望ましい。また、自分の研究内容について紹介することについても準備をしておくこと。 | |||
Textbooks | Textbooks/References | 適宜授業内でプリント等を配付する。 | ||
References, etc. |
増補改訂 戦争・ラジオ・記憶 増補版, 貴志俊彦・川島真・孫安石編著, (勉誠出版社、2015年), ISBN:978-4585221197 電波・電影・電視: 現代東アジアの連鎖するメディア , 三澤真美恵・佐藤卓己・川島真編著, (青弓社、2012年), ISBN:978-4787220493 |
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Related URL | https://www.kawashimashin.com |