Advanced Studies; Sociology of Education II

Numbering Code G-EDU48 57257 LJ45
G-EDU48 57257 LJ47
Year/Term 2022 ・ First semester
Number of Credits Course Type special lecture
Target Year Master's students Target Student
Language Japanese Day/Period Wed.2
Instructor name TAKEUCHI RIO (Graduate School of Education Associate Professor)
FUJIMURA TATSUYA (Graduate School of Education Assistant Professor)
Outline and Purpose of the Course 本授業は、現代社会における「自己形成」「成長」をめぐる現象というテーマで行う。授業のはじめに、ビルドゥングスロマンについて解説した上で、現代社会における「自己形成」「成長」をめぐる現象について考察する。ビルドゥングスロマンとは、主人公が様々な経験や移動をとおして自己をつくりあげていくことをテーマとした物語をさす。近代社会において、「自己形成」や「成長」を考える際に参照される典型的な物語として流通した。しかし、そうした物語は現在ゆらぎをみせつつある。現代社会において、「自己形成」や「成長」をめぐる物語はどのように存在しているのだろうか。また、「自己形成」や「成長」というテーマをめぐって、どのような現象が生じているだろうか。授業は、講義、報告、討論を組み合わせて行う。オンラインで行う予定です。
Course Goals 現代社会における「自己形成」「成長」をめぐる現象というテーマの考察をとおし、教育社会学の研究の理解を深める。
Schedule and Contents 1回 イントロダクション(授業の解説、報告担当者の順番決めなど)
2回 ビルドゥングスロマンの誕生・発展(講義)
3回 ポスト近代社会におけるビルドゥングスロマン(講義)
4回 「自己形成」にかんする研究を読む1(先行研究の説明)
5回 「自己形成」にかんする研究を読む2(先行研究の報告)
6回 「自己形成」にかんする研究を読む3(先行研究についての討論)
7回 「成長」にかんする研究を読む1(先行研究の説明)
8回 「成長」にかんする研究を読む2(先行研究の報告)
9回 「成長」にかんする研究を読む3(先行研究についての討論)
10回 映像資料の解説
11回 映像資料の鑑賞
12回 映像資料をもとにした考察(報告・討論)
13回 事例をもとにした考察(報告・討論)
14回 現代社会における「成長」「自己形成」とは(討論)
15回 まとめ
(※ 上記のような予定で行うが、出席者の関心にしたがって、適宜調整する。)
Evaluation Methods and Policy 報告と討論への貢献、レポートをもとに、総合的に評価する。
内訳は、おおよそ、報告と討論への貢献等(60%)+レポート(40%)とする予定であるが、授業の状況により適宜調整する。
到達目標について、教育学部(または教育学研究科)の評価方針に従って評価する。
Course Requirements None
Study outside of Class (preparation and review) 報告を担当する者は十分に準備をすること。
Textbooks Textbooks/References
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