Advanced Studies: Psychotherapy
Numbering Code | G-EDU47 58495 LJ46 | Year/Term | 2022 ・ Intensive, First semester |
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Number of Credits | Course Type | special lecture | |
Target Year | Master's students | Target Student | |
Language | Japanese | Day/Period | Intensive |
Instructor name | TOGAWA KOJI (Part-time Lecturer) | ||
Outline and Purpose of the Course | 精神分析の核心的な諸問題は、一切が「精神分析とは何か」という問いに収斂する。本講義では、分析経験と分析過程に焦点を絞り、その問いに対する、根源的かつ具体的な応答を試みる。 | ||
Course Goals |
フロイト以降の精神分析経験の拡張と深化を学ぶ。 精神分析臨床における理論の役割についての理解を深める。 治療がどのようなプロセスを経て、終結するかを理解する。 |
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Schedule and Contents |
【開講予定日】7月19日(火)、20日(水)、21日(木)の連続三日間 7月19日(火)(1日目) 第1回 精神分析経験とは何か 第2回 心と身体の働き 第3回 フロイトにおける分析経験 第4回 フロイト以降の分析家の経験 第5回 精神分析において、なぜ身体が重要なのか 7月20日(水)(2日目)第6回から第10回 午前:インテーク・カンファレンス 午後:ケースカンファレンス 7月21日(木)(3日目) 第11回 人はなぜ精神分析を必要とするのか 第12回 分析の始まりと展開 第13回 分析の終結 第14回 分析によって何が変化するのか 第15回 分析家になること、分析家であり続けること |
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Evaluation Methods and Policy |
【評価方法】 レポート試験の成績40%、平常点評価60% 【評価方針】 到達目標について、教育学研究科の成績評価の方針に従って評価する。 |
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Course Requirements | 教育学研究科以外の学生は履修不可。受講は臨床心理学コースの学生に限る。 | ||
Study outside of Class (preparation and review) | 講義の前提となる知識は、受講者が各自、あらかじめ予習しておいてください(例えば、S・フロイト『自我論集』『エロス論集』(ちくま学芸文庫)には、フロイトの重要論文が収録されています)。 | ||
References, etc. |
メタサイコロジー論, ジークムント・フロイト, (講談社学術文庫、2018年) 精神分析の四基本概念, ジャック・ラカン, (岩波文庫、2020年) 精神分析過程, ドナルド・メルツァー, (金剛出版、2010年) |