Financial Accounting B
| Numbering Code | G-ECON31 6A569 LJ44 | Year/Term | 2022 ・ Second semester | |
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| Number of Credits | 2 | Course Type | Lecture | |
| Target Year | Target Student | |||
| Language | Japanese | Day/Period | Tue.4 | |
| Instructor name | AMANO YOSHIAKI (Graduate School of Management Senior Lecturer) | |||
| Outline and Purpose of the Course | 財務会計研究における重要な研究手法の1つとして, 実証研究（Empirical Research)と呼ばれる, 主に会計データや株価データを用いた統計分析を行うものが挙げられます。特に近年では, 学問・実務のさまざまな分野でデータサイエンスの重要性が強調される中, 実証研究の重要性は年々高まってきています。この授業では, 会計制度について基礎的な知識を有する学生の皆さんが, 修士論文等で自ら実証研究を行う上での前提となる理論や概念について学習することを目的とします。 | |||
| Course Goals | 財務会計の実証研究の前提となる理論や概念を正確に理解することで, 学生の皆さんが実証研究の論文を読み込んだり, 自ら実証研究を進めるうえでの仮説を構築したりすることができるようになることを目標とします。実際に実証研究を行う上で必要となる, 詳細な分析技法や統計ソフトの使用方法までは扱いませんので, この授業の受講後, または並行してほかの授業や自習により習得する必要があります。 | |||
| Schedule and Contents |
テキストの輪読を中心として授業を進めます。初回の授業で担当の章を割り当て, 2回目以降の授業では各章の担当者が内容を要約して報告するとともに, 内容に関連してクラス全体で討議すべきと考えられる議題を提起し, 全員で討論を行います。以下におおよその授業計画を示しますが, 受講者の人数や理解度に応じて適宜変更する可能性があります。 第1回 オリエンテーション 第2回 Chapter 1: Introduction 第3回 Chapter 2: Accounting Under Ideal Conditions 第4回 Chapter 3: The Decision Usefulness Approach to Financial Reporting 第5回 Chapter 4: Efficient Securities Markets 第6回 Chapter 5: The Value Relevance of Accounting Information 第7回 Chapter 6: The Valuation Approach to Decision Usefulness 第8回 Chapter 7: Valuation Applications 第9回 Chapter 8: The Efficient Contracting Approach to Decision Usefulness 第10回 Chapter 9: An Analysis of Conflict 第11回 Chapter 10: Executive Compensation 第12回 Chapter 11: Earnings Management 第13回 Chapter 12: Standard Setting: Economic Issues 第14回 Chapter 13: Standard Setting: Political Issues 第15回 総括 |
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| Evaluation Methods and Policy |
担当する章の報告（60%）と毎回の討論への参加（40%）を総合して評価します。 報告については, 内容を正確に理解しているか, わかりやすく要約して伝えられているか, 適切な討論の議題を提起しているか, という観点から評価します。討論への参加については, 積極的に発言しているか, 建設的な議論を行えているか, という観点から評価します。 |
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| Course Requirements | 「財務会計論A」を履修済み, または同等の知識を有していることを前提とします。ミクロ経済学, 統計学, 計量経済学についても基礎的な知識があることが望ましいですが, この授業と並行して学習することも可能です。 | |||
| Study outside of Class (preparation and review) | 報告担当者はもちろんのこと, 参加者全員が毎回の授業で扱う範囲について事前にテキストを読み込んでくることを前提とします。 | |||
| Textbooks | Textbooks/References | Financial Accounting Theory (8th Edition) , William R. Scott, Patricia O'Brien, (Pearson, 2019), ISBN:013416668X | ||
| References, etc. | 適宜紹介します。 | |||
