Empirical Macroeconomics
Numbering Code | G-ECON31 6A638 LJ43 | Year/Term | 2022 ・ First semester |
---|---|---|---|
Number of Credits | 2 | Course Type | Lecture |
Target Year | Target Student | ||
Language | Japanese | Day/Period | Tue.3 |
Instructor name | TERUYAMA HIROSHI (Institute of Economic Research Professor) | ||
Outline and Purpose of the Course | 新型コロナウィルスパンデミックの社会的、経済的影響に関する内外の実証論文を取り上げ、分析手法に注意を払いながら、日本と国際比較の観点から考察する。 | ||
Course Goals | 2020年以降現時点まで、新型コロナウィルス感染拡大の社会・経済に及ぼした影響は甚大である。この間、様々な観点からパンデミックの社会・経済への影響を実証的に分析する研究が、国内画を問わず急速に進められてきている。分析に用いられるデータや手法は、従来のマクロデータ、ミクロデータを用いた計量分析に加え、非伝統的データの利用、シミュレーションや機械学習の技法の活用など多岐にわたる。これらを取り上げることで、最新の新型コロナパンデミック研究の成果を知るとともに、実証分析の手法の習熟の機会とする。 | ||
Schedule and Contents |
授業の回数と内容の概要は以下の通り。 1-8回:日本に関する新型コロナパンデミックの社会・経済への影響 1-4:家計(就業、消費、家庭) 5-6:企業 7-8:行動変容と政策効果 9-15回:国外の新型コロナパンデミックの社会・経済への影響 9-11:家計(就業、消費、家庭) 12-13:企業 14-15:行動変容と政策効果 出席者と相談の上、上記のテーマでの論文等を選定の上、各論文の主な報告者を定めて、報告と討論を行う。 |
||
Evaluation Methods and Policy | 各自が、割り当てられた報告内容についてレポートを作成して提出し、それに基づいた報告を授業で行う。授業での平常点評価100%。平常点には、授業への参加状況、提出されたレポートの内容、授業中の報告内容と質疑応答を含む。 | ||
Course Requirements | 上級マクロ経済学・上級計量経済学の履修、または、同等の知識があることが望ましい。 | ||
Study outside of Class (preparation and review) | 各自が割り当てられた報告内容について詳しいレポートを作成して準備をし、授業での報告の前に提出すること。 | ||
References, etc. |
日本経済学会「新型コロナウイルス感染症に関する研究」 https://covid19.jeaweb.org/ NBER 「COVID-19」 https://www.nber.org/topics/covid-19 CEPR 「COVID ECONOMICS」 https://cepr.org/content/covid-economics-vetted-and-real-time-papers IZA 「COVID-19 and the Labor Market」 https://covid-19.iza.org/ などの論文や、国内外の学術誌や書籍に刊行された論文からとりあげる。 |