Business History & Industry Studies Readings B (in Japanese)

Numbering Code G-ECON31 6A631 SJ43
G-ECON31 6A631 SJ38
G-ECON31 6A631 SJ44
Year/Term 2022 ・ Second semester
Number of Credits 2 Course Type Seminar
Target Year Target Student
Language Japanese Day/Period Tue.4
Instructor name TANAKA AKIRA (Graduate School of Economics Professor)
KUROSAWA TAKAFUMI (Graduate School of Economics Professor)
WATANABE JUNKO (Graduate School of Economics Professor)
Outline and Purpose of the Course  経営史・産業論の分野におけるA) 基礎概念、B) 重要な理論体系・分析枠組み・研究アプローチ、C) 大きな歴史的主題に関する見方・論争(Historiography)を理解するために、教科書や要約された情報によるのではなく、選りすぐられた重要な作品(研究書や論文など。古典を含む)そのものを読み、考え、議論を行う。
 参加者は、必ず対象となる文献を事前に読んだうえで参加する。
 経営史・産業論はとくに日本では産業に固有の技術・市場・生産要素・政策的枠組み等の事情を重視し、現実を濃密に観察することによって得られた事実認識を基礎に論理を構築する学問として発達してきた。優れた産業研究は、他の産業を研究するうえでの示唆を豊かに与えてくれる。本講義では、経営史・産業論分野の重要な、あるいは話題の研究書を適宜取り上げて輪読する。
Course Goals 1.各テキストにおけるA) 基礎概念、B) 重要な理論体系・分析枠組み・研究アプローチ、C) 大きな歴史的主題に関する見方・論争(Historiography)を理解すること。
2.産業・国・時代による多様性をふまえた経営史・産業論の方法について考える姿勢を身に着けること。
Schedule and Contents 1.イントロダクション

2-7.モジュールⅠ
武田晴人編(2021)『高度成長期日本の産業発展』東京大学出版会。ISBN 978-4-13-040300-9 

8-13.モジュールⅡ
深尾京司・中村尚史・中林真幸編(2017)『岩波講座日本経済の歴史4 近代2 第一次世界大戦期から日中戦争前(1914-1936)』岩波書店。ISBN 978-4-00-011404-2 

14.総括討論
15.フィードバック

※以上は2022年2月時点の予定であり、変更することがある。
Evaluation Methods and Policy 平常点(発表、議論への貢献、ワークシート等)50%、レポート50%。
Course Requirements None
Study outside of Class (preparation and review) 教科書および参考書等の予習・復習。
Textbooks Textbooks/References 授業計画と内容で示したとおり。教科書購入の経済的負担が大きい場合は担当教員(田中)に相談してください。
References, etc. コア・テキスト経営史, 粕谷誠, (新世社,2019年), ISBN:978-4-88384-303-9
その他、授業の中で指示する。
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