East Asian Economic History B
Numbering Code | G-ECON31 6A566 SJ43 | Year/Term | 2022 ・ Second semester | |
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Number of Credits | 2 | Course Type | Seminar | |
Target Year | Target Student | |||
Language | Japanese | Day/Period | Wed.2 | |
Instructor name | AKITA SHIGERU (Part-time Lecturer) | |||
Outline and Purpose of the Course | この授業では、グローバル経済史研究に関する最新の研究動向を紹介し、アジア経済史研究の到達点と諸課題を、グローバルな文脈で再検討する。その過程を通じて、「アジアから考えるグローバルヒストリー」の構築を目指す。 | |||
Course Goals |
1.グローバル経済史研究の最新の研究状況を的確に理解する。 2.アジア経済史研究の到達点と、残された諸課題について、整理・把握することができる。 3.自分の個別研究対象や主題を、研究史上で相対化できるようになる。 4.可能な限り、国際会議において、研究発表できるように準備を行う。 |
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Schedule and Contents |
基本的に以下のプランに沿って、テキストおよび関連諸論文を講読し、討議を行う。講読する論文の選択は、受講者の研究テーマを考慮して柔軟に対応する。 第1回:講義―グローバル経済史研究の発展・展開 第2回―第5回:Divergence in Global History 第6回―第9回:The Emergence of A World Economy 第10回―第14回:Regional Perspectives to Global Economic Change 第15回:総括討論 あるいは 研究発表(レポート提出) |
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Evaluation Methods and Policy |
【評価方法】 提出レポートの成績(70%) 平常点評価(30%) ・最終回の授業に、レポート提出を求める。 4,000字以上(日本語)あるいは2,500 word (in English) ・平常点評価には、授業への積極的な参加、講読で分担した論文紹介のプレゼン、毎回の小コメントを含む。 |
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Course Requirements | None | |||
Study outside of Class (preparation and review) |
毎回かなりの授業準備(事前の論文講読)が必要となる。積極的に取り組む姿勢が不可欠となる。事前の予習が決定的に重要になるので、必ず数時間かけて、テキスト該当箇所や関係論文を読んでおくこと。 自分が担当する講読回では、発表レジュメを事前に用意・配布すること。 45分程度の限られた時間内で、的確な口頭発表を行えるような準備も必要となる。 |
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Textbooks | Textbooks/References |
Global Economic History, Tirthankar Roy & Giorgio Riello, (Bloomsbury Academic, 2019), ISBN:978-1-4725-8843-2
その他の講読論文については、最初のイントロ講義の際に、最終決定を行う。掲載雑誌は、Economic History Review, Journal of Global History, Journal of Imperial and Commonwealth History, Past & Present等を考えている。 |
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References, etc. |
アジアからみたグローバルヒストリー:「長期の18世紀」から「東アジアの経済的再興」へ, 秋田茂編, (ミネルヴァ書房、2013年), ISBN:978-4-623-06717-6 「大分岐」を超えて―アジアからみた19世紀論再考, 秋田茂編, (ミネルヴァ書房、2018年), ISBN:978-4-623-08225-4 世界史のなかの東アジアの奇跡, 杉原薫, (名古屋大学出版会、2020年), ISBN:978-4-8158-1000-9 |
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Related URL | https://www.globalhistoryonline.org/ |