Public Finance Policy
Numbering Code | G-ECON31 6A556 SJ43 | Year/Term | 2022 ・ Second semester | |
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Number of Credits | 2 | Course Type | Seminar | |
Target Year | Target Student | |||
Language | Japanese | Day/Period | Wed.2 | |
Instructor name | MOROTOMI TORU (Graduate School of Economics Professor) | |||
Outline and Purpose of the Course | 本講義は、地方財政論の理論的基礎とその政策的応用・発展を内容とする。本年度は、下記教科書を用いて人口減少時代の都市財政およびその経営のあり方について講義参加者で議論することにしたい。 | |||
Course Goals | 本講義では、人口減少時代の都市財政/経営のあり方について議論することを通じて、地方財政の理論的フレームワークの獲得を目指す。そのために、都市財政の理論と実践に関する歴史的知識や制度的知識が必要である。本講義では、これらをバランスよく習得できるようにしたい。その上で、講義参加者の講義への積極的な参加を促し、テキスト輪読、担当箇所の報告、参加者による討論といった作業を通じて、地方財政の問題を自ら考え、解決の方向を提示する力を身につけることを目標とする。 | |||
Schedule and Contents |
第1章 人口減少都市の将来(第1回~第3回) ・本格的な人口減少を迎える都市 ・老朽化する社会資本 ・都市財政は大丈夫か ・「あれもこれも」から「あれかこれか」へ―人口減少時代の都市経営 第2章 「成長型」都市経営から「成熟型」都市経営へ(第4回~第7回) ・戦前期日本の都市経営 ・戦後日本の都市問題と革新自治体による都市経営 ・「成熟型都市経営」へ向けて 第3章 「成熟型都市経営」への戦略(第8回~第12回) ・都市はこれから何をすべきか―「成熟型都市経営」へ ・人口減少を前提とした都市構造へ ・縮退都市時代に求められる「所有と利用の分離」 ・都市の自然資本への投資を ・縮退都市化と福祉のまちづくり ・地域経済環境と成熟型都市経営 ・グローバル化とシティ・リージョン/自治体間連携) 第4章 持続可能な都市へ(第13回~第14回) ・「持続可能な都市」の政策原理 ・都市自治体の自立/自律へ フィードバック(第15回) |
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Evaluation Methods and Policy |
①講義への出席、②講義での発表、③講義で行われる議論への寄与度、の3点で判定する。 ①40%、②30%、③30%の割合で評価する。 |
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Course Requirements | 学部レベルの地方財政論講義を履修済みであることが望ましいが、前提知識のない学生でも十分履修可能である。 | |||
Study outside of Class (preparation and review) | 教科書で授業内容を予習し、講義ノートで授業内容を復習することが求められる。 | |||
Textbooks | Textbooks/References | 人口減少時代の都市, 諸富徹, (中公新書), ISBN:978-4121024732 | ||
References, etc. | 教科書各章末の参考文献欄に記載しているので、参照のこと。 |