Information & Communication Systems in Organizations B

Numbering Code G-ECON31 6A585 LJ43
G-ECON31 6A585 LJ13
G-ECON31 6A585 LJ44
Year/Term 2022 ・ Second semester
Number of Credits 2 Course Type Lecture
Target Year Target Student
Language Japanese Day/Period Thu.1・2
Instructor name MATSUI HIROYUKI (Graduate School of Management Professor)
Outline and Purpose of the Course  ビジネスモデルとは、企業が事業を維持・継続し、あるいは拡大・発展させるために行っている業務のやり方や取引先との関係、収益などの“構造”を、特定の視点と形式で表現したものである。モデルを作ること(モデリング)のメリットは、現状を分析して問題の理解、解決策の評価を一般的な枠組みで行うことが可能となる。
 本講義では現実のビジネスあるいはビジネスの具体的な流れであるビジネスプロセスをモデル化するための理論や方法を紹介した上で、自らがビジネスモデルを構築し、そのモデルをビジネスゲームとして実装し、実施することで、構築したビジネスモデルを評価・分析するという方法論の習得を目指す。
Course Goals ・実際のビジネスのモデル化手法を習得する。
・ビジネスモデルをビジネスゲームとして表現し、ビジネスゲームの開発環境(YBG)を用いビジネスゲームを開発できるようになる。
Schedule and Contents 取り上げるトピックスは、以下の通りである。
1.ビジネスモデリングとビジネスゲーム
2.ビジネスゲームの基礎
3.ビジネスモデリング基礎
4~6.ビジネスモデルの構築
7.中間発表(ビジネスモデル)
8~13.ビジネスゲームの開発・実装
14.最終発表・プレゼンテーション(ビジネスゲーム)
なお、ビジネスゲームの開発は、横浜国立大学で開発されているビジネスゲーム開発環境YBG(Yokohama Business Game)を利用し、各自が考えたビジネスモデルをネットワークに対応したビジネスゲームとして実装し、実際にビジネスゲームを実施・体験することで、ビジネスモデルの評価・分析を行う。
Evaluation Methods and Policy 中間レポート(発表を含む)(40%)+最終レポート(60%)
※中間レポートは構築したビジネスモデル、最終レポートは、ビジネスゲームおよびゲームの実施内容の分析
Course Requirements  ビジネスモデリングを行う上で、現実のビジネスを理解することが必要であるので、経営学に関連する知識は必須である。
 また、インターネットに接続し、コンピュータを利用した演習を行なうので、プログラミングに関する知識は問わないが、表計算ソフトの操作能力程度の基本的なコンピュータリテラシーがあること。
 
Study outside of Class (preparation and review)  講義時間中のみでビジネスゲームを開発・実装することは困難である。特に後半のビジネスゲーム開発の段階では、講義以外に実質的な作業を行い、講義時間は主に各自の作業に対する質疑応答が中心となるので注意すること。
References, etc. ビジネスモデル創造手法-夢を現実に変える4ステップ・アプローチ, 白井宏明, (日科技連出版), ISBN:4817160950, 2001年
ビジネスゲームで鍛える経営力, 岩田安雄,斎藤文,坂本祐司,長屋信義,松村有二, (カットシステム), ISBN:4877836004, 2012年
ビジネスモデルを見える化する ピクト図解, 板橋悟, (ダイヤモンド社), ISBN:4478012725, 2010年
ビジネスモデル・ジェネレーション ビジネスモデル設計書, アレックス・オスターワルダー,イヴ・ピニュール/小山龍介, (翔泳社), ISBN:4798122971, 2012年
コンサルタントになる人のはじめての業務分析, 窪田寛之, (ソフトバンククリエイティブ), ISBN:4797324058, 2004年
業務改革、見える化のための業務フローの描き方, 山原雅人,明庭聡,堀内健司,横川省三, (マイナビ出版), ISBN:4839965560, 2018年
その他、必要に応じ講義中に紹介する。
Related URL http://ybg.ac.jp/TOP/info.cgi
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