General Equilibrium Theory

Numbering Code G-ECON31 6A512 LJ43 Year/Term 2022 ・ Second semester
Number of Credits 2 Course Type Lecture
Target Year Target Student
Language Japanese Day/Period Thu.1
Instructor name HARA CHIAKI (Institute of Economic Research Professor)
Outline and Purpose of the Course 上級ミクロ経済学を引き継ぎ、大学院レベルの一般均衡理論を講義する。一般均衡理論のアプローチの特徴、数理的基礎、経済厚生、均衡の存在とその性質などを体系的に学ぶ。
Course Goals 一般均衡理論の学習により、経済学的考え方の根幹にある市場機能の役割、およびその限界を体系的に学ぶことができる。抽象的な一般均衡モデルがもつ基本性質の理解にとどまらず、さまざまな経済分析が一般均衡理論の抽象的モデルに帰着されることを学ぶことを通して、それらの意義と相互関係が統一的に理解できる。
Schedule and Contents 以下のトピックを,この順番で解説する.各トピックに要する時間数は,受講生の習得速度を見ながら決める.
1. 一般均衡分析の特徴(1週)
2. 厚生経済学の基本定理(2週から4週)
3.私的所有構造の定式化(5週)
4. 競争均衡の存在証明(6週から8週)
5. 競争均衡の局所的一意性(9週から11週)
6. コアの近似定理(12週から13週)
7. 資産市場(14週から15週)
Evaluation Methods and Policy 受講人数と講義形式に応じて、期末試験と講義中の演習のどちらか一方のみに基づいて成績を決めることとする。特に、講義がオンラインで行われる場合は、講義中の演習のみに基づいて成績を決める。
Course Requirements 上級ミクロ経済学および経済学のための数学(またはそれに準じる科目)を受講済みであること
Study outside of Class (preparation and review) 予習:授業ノートの対応箇所を読み、問題意識を共有しておくこと
復習:授業ノート中に記載されている練習問題を解き、さらには宿題の提出をすること。
授業外学習は、復習を中心とする。
Textbooks Textbooks/References 講義ノートを配布する。
PAGE TOP