International Accounting A

Numbering Code G-ECON31 6A570 LJ44
G-ECON31 6A570 LJ43
Year/Term 2022 ・ First semester
Number of Credits 2 Course Type Lecture
Target Year Target Student
Language Japanese Day/Period Mon.3
Instructor name AMANO YOSHIAKI (Graduate School of Management Senior Lecturer)
Outline and Purpose of the Course この授業では, 財務会計について基礎的な知識を有する学生の皆さんが, 国際会計に関する最新の課題や実証研究の成果について学習することを目的とします。本講義ではとりわけ, 現在の国際会計における重要な検討課題の一つである「のれん」の会計処理に関する議論や学術研究の成果について学習します。
Course Goals 「のれん」の会計処理に関する議論の背景や, 関連する実証研究の成果を正確に理解することで, 学生の皆さんが関連する実証研究の論文を読み込んだり, 自ら実証研究を進めるうえでの仮説を構築したりすることができるようになることを目標とします。
Schedule and Contents 「のれん」の会計処理に関連する論文を読み, 内容について議論を行います。初回の授業で担当の論文を割り当て, 2回目以降の授業では各論文の担当者が内容を要約して報告するとともに, 内容に関連してクラス全体で討議すべきと考えられる議題を提起し, 全員で討論を行います。本講義で扱う論文リストは初回の講義時に配布します。

以下におおよその授業計画を示しますが, 受講者の人数や理解度に応じて適宜変更する可能性があります。

第1回 オリエンテーション
第2回 のれんに関する実証研究の整理
第3回~第5回 イベントスタディ
第6回~第8回 価値関連性研究
第9回~第11回 減損認識の適時性に関する研究
第12回~第14回 その他の裁量行動に関する研究
第15回 フィードバック(方法は別途連絡します)
Evaluation Methods and Policy 担当する論文の報告(60%)と毎回の討論への参加(40%)を総合して評価します。
報告については, 内容を正確に理解しているか, わかりやすく要約して伝えられているか, 適切な討論の議題を提起しているか, という観点から評価します。討論への参加については, 積極的に発言しているか, 建設的な議論を行えているか, という観点から評価します。
Course Requirements 「財務会計論A」「財務会計論B」を履修済み, または同等の知識を有していることを前提とします。ミクロ経済学, 統計学, 計量経済学についても基礎的な知識があることが望ましいですが, この授業と並行して学習することも可能です。
Study outside of Class (preparation and review) 報告担当者はもちろんのこと, 参加者全員が毎回の授業で扱う論文について事前に読み込んでくることを前提とします。
References, etc. 適宜紹介します。
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