Chemistry of Composite Materials I

Numbering Code G-AGR02 6BA96 LJ80 Year/Term 2022 ・ Intensive, First semester
Number of Credits 1 Course Type Lecture
Target Year Target Student
Language Japanese Day/Period Intensive
Instructor name KAMITAKAHARA HIROSHI (Graduate School of Agriculture Professor)
Outline and Purpose of the Course バイオマス材料の中でも重要な成分である糖質、特にセルロースとその誘導体について、その合成法に関する基礎を詳細に修得させると共に、最近の糖質に関する話題にも触れ、今後のバイオマス材料・複合材料の研究、および利用の方向性について展望する。
Course Goals 多糖・オリゴ糖合成法に関する知識を理解する。
バイオマス材料の中でも最も重要なセルロースから得られる誘導体の構造-物性相関に関して専門知識を理解する。
植物中の糖鎖と比較しながら、動物細胞で見られる糖鎖の役割と機能について基礎知識を理解する。
新規研究課題を論理的に構築する能力を習得する。
Schedule and Contents 以下の課題について授業を行う予定である。

1 開環重合によるセルロース合成の試みとその歴史
2 グルコースオルトエステル誘導体の開環重合によるセルロースの合成
3 位置選択的置換メチルセルロース誘導体、
4 ブロック的メチル化セロオリゴ糖
5 オリゴ糖の合成; グリコシル化法
6 位置選択的かつブロック的置換メチルセルロースと構造-物性相関
7 セルロースの分子配列に関する考察 ーセルロースアセテート関連新規ポリマーの合成ー および 新規研究計画に関する討論
8 フィードバック
Evaluation Methods and Policy [評価方法]
平常点評価(出席状況, 発表内容, 質疑応答内容)による.(原則として, 必ず出席すること.)

[評価基準]
評価基準及び達成度については, 当該年度農学研究科学修要覧記載の「評価基準及び達成度」による.
Course Requirements None
Study outside of Class (preparation and review) 大学院の授業の場合、最先端の科学を扱う事が多い。そのため、授業中に配布するプリント類に記載されている原典論文を読み、講義の予習・復習するする必要がある。その原典を理解するためには、より基礎的な内容を学習する必要が生じることもある。受講する学生は自らの研究と授業中に得る知識を繋げることが出来るよう、常に周辺の研究領域にアンテナを張ること。予習・復習で生じた疑問は授業中に解決する双方向型授業を理想としたい。
PAGE TOP