Life Sciences VI (Advanced Course)
Numbering Code | G-AGR03 7CA33 LJ79 | Year/Term | 2022 ・ Intensive, Second semester |
---|---|---|---|
Number of Credits | 1 | Course Type | Lecture |
Target Year | Target Student | ||
Language | Japanese | Day/Period | Intensive |
Instructor name | Part-time Lecturer (Part-time Lecturer) | ||
Outline and Purpose of the Course | 微生物は地球上の物質循環だけでなく、食品・医薬品などの工業生産、環境浄化やバイオマス利用など産業上極めて重要な役割を担っている。また、微生物は様々な環境変化に応答し、適応する機構を備えているが、過酷な環境下(環境ストレス)では細胞の機能が制限され、生育阻害や死に至る。本講義では、微生物の環境変化に対する応答・適応機構を細胞・代謝・分子レベルで概説する。また、微生物の生命現象や分子機能に基づいた応用研究(有用な微生物育種・物質生産など)についても紹介する。 | ||
Course Goals | 微生物は高等生物の生命現象を解明するためのモデル生物として、また様々な産業利用において極めて重要な研究開発対象である。本講義では、微生物の生命現象(ストレス応答・耐性など)や分子機能(アミノ酸・タンパク質の代謝・活性制御など)に対する理解を深めるとともに、それらがどのように産業利用されているかを学び、研究成果の社会実装に対する意識を高める。 | ||
Schedule and Contents |
1.細菌の環境変化に対する応答機構 2.酵母の環境変化に対する応答機構 3.酵母の環境ストレス耐性機構とその応用1(アミノ酸の代謝と生理機能) 4.酵母の環境ストレス耐性機構とその応用1(産業酵母の育種への応用) 5.酵母の環境ストレス耐性機構とその応用2(ユビキチンシステム) 6.酵母の環境ストレス耐性機構とその応用2(産業酵母の育種への応用) 7.酵母の環境ストレス耐性機構とその応用3(ストレス応答転写因子) 8.酵母の環境ストレス耐性機構とその応用3(産業酵母の育種への応用) |
||
Evaluation Methods and Policy |
受講態度とレポートにより評価する。 評価方針は当該年度農学研究科学修要覧記載の[評価基準及び達成度]による。 |
||
Course Requirements | None | ||
Study outside of Class (preparation and review) | 微生物に関する生化学や分子生物学、バイオテクノロジーの基礎知識を復習しておくこと。 | ||
References, etc. | 適宜準備して配布する。 |