International Rural Development1B
Numbering Code | G-AGR06 6FC13 LB82 | Year/Term | 2022 ・ Second semester | |
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Number of Credits | 2 | Course Type | Lecture | |
Target Year | Target Student | |||
Language | Japanese | Day/Period | Tue.2 | |
Instructor name | ASAMI ATSUYUKI (Graduate School of Agriculture Professor) | |||
Outline and Purpose of the Course | 開発途上国と日本の農村発展をミクロ経済学の立場から理解、分析するための基礎的な枠組みを学習する。特に、農村のフォーマル、インフォーマルな制度をとらえるための比較制度分析、新制度経済学の基礎理論を習得する。 | |||
Course Goals | 国際的な農村発展問題を理解するための基礎理論となる新制度経済学を習得する。 | |||
Schedule and Contents |
新制度経済学の基礎理論を習得するため、組織・制度の経済学の教科書を輪読する。「比較制度分析入門」を読む場合は、以下の内容から適宜とりあげる(全15回)。15回目にフィードバックを行う。 1 制度とは何か 2 組織の経済学 3 制度の歴史分析 4 ゲーム理論の基礎 5 契約の経済理論(1) 6 契約の経済理論(2) 7 垂直的な企業間関係 8 産業集積の組織 9 現代の内部労働市場 10 多次元的な仕事と誘因の制御 11 コーポレートファイナンス 12 金融システムの歴史分析 13 政府間の財政制度 14 財務システムの歴史分析 15 新制度経済学とは さらに新制度経済学を理解するために、「農村の新制度経済学」を合わせて輪読する。そのうえで学んだ組織の経済学の分析枠組みから、農村のメカニズムデザインをとらえる練習を行う。 |
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Evaluation Methods and Policy |
評価方法 発表の内容、ならびに実習のレポートによって評価する。 評価基準及び達成度については、当該年度農学研究科学修要覧記載の[評価基準及び達成度]による。 |
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Course Requirements | 基礎的なミクロ経済学を理解していること。 | |||
Study outside of Class (preparation and review) | 分担して輪読するので、十分な予習をしておくこと。 | |||
Textbooks | Textbooks/References |
農村の新制度経済学 アジアと日本, 浅見淳之, (日本評論社), ISBN:978-4-535-55782-6 比較制度分析・入門, 中林真幸・石黒真吾, (有斐閣), ISBN:978-4-641-16364-5 その他の教科書は、授業中に紹介する。 |