Special Lecture of Plant Production Science Ⅷ
Numbering Code | G-AGR01 7AA30 LJ78 | Year/Term | 2022 ・ Intensive, Second semester | |
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Number of Credits | 1 | Course Type | Lecture | |
Target Year | Target Student | |||
Language | Japanese | Day/Period | Intensive | |
Instructor name |
UMEMOTO TAKAYUKI (Part-time Lecturer) SHIRAIWA TATSUHIKO (Graduate School of Agriculture Professor) |
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Outline and Purpose of the Course | DNA分析を用いて野生生物や農作物等の遺伝的情報を取得し、その情報を用いた対象生物の生態・進化の理解や、産業的利用等のために幅広く応用できるの研究手法について学ぶ。特に、次世代シーケンサーを用いた新たな分析手法に関する解説のほか、種間、種内の集団間、集団内の個体間等のさまざまなレベルを対象として遺伝的情報を取得する研究や、系統進化学的応用、絶滅危惧植物等を保全するために活かすことのできる保全遺伝学的なアプローチ、作物の品種鑑定や産地偽装検査への応用等について、その研究実例とともに学ぶことを目的とする。 | |||
Course Goals | 遺伝的多様性の意味、その評価・解析方法の概要、その損失要因および保全方法、産業的利用法を理解し、「DNA情報を用いることで何ができるのか」の説明ができるようになることを本講義の達成目標とする。 | |||
Schedule and Contents |
以下のような課題について、1課題あたり1~2コマの授業をする予定である。 1)様々n生物を対象にしたDNA分析手法の基礎 2)種間の遺伝的違いを対象とした研究 3)同一種内における集団間の遺伝的違いを対象とした研究 4)同一集団内における個体間の遺伝的違いを対象とした研究 5)MIG-seq法:次世代シーケンサーを使った新たなDNA分析法 6)その他の新たな研究の試み 7)講義のまとめ |
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Evaluation Methods and Policy | 出席と授業中の質疑、授業中に実施するミニレポートにより、成績評価する。評価基準及び達成度については、当該年度農学研究科学習要覧記載の[評価基準及び達成度]による。 | |||
Course Requirements | None | |||
Study outside of Class (preparation and review) | 講義中に指示する。 | |||
Textbooks | Textbooks/References | 教科書は使用せず、パワーポイントスライドを使用し、適宜プリントを配布する。 | ||
References, etc. |
生態学者が書いたDNAの本, 井鷺裕司・陶山佳久, (文一総合出版) 地図でわかる樹木の種苗移動ガイドライン, 津村義彦・陶山佳久, (文一総合出版) 森の分子生態学2, 津村義彦・陶山佳久, (文一総合出版) 参考論文:陶山佳久(2019)森林遺伝育種学的研究におけるMIG-seq法の利用.森林遺伝育種8 (2):85-89 DOI: 10.32135/fgtb.8.2_85 |