Advanced Course of Synthetic Biology
Numbering Code | G-AGR07 5GA33 LJ79 | Year/Term | 2022 ・ Intensive, First semester |
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Number of Credits | 1 | Course Type | Lecture |
Target Year | Target Student | ||
Language | Japanese | Day/Period | Intensive |
Instructor name |
HASHIMOTO WATARU (Graduate School of Agriculture Professor) TAKASE RYUICHI (Graduate School of Agriculture Assistant Professor) OIKI SAYOKO (Graduate School of Agriculture Assistant Professor) |
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Outline and Purpose of the Course | 合成生物学的手法による生物機能の変換に必要な知識を講述する。特に物質と情報の輸送に関する微生物細胞膜の構造と機能、微生物の遺伝子発現制御、及びバイオ燃料や化成品の微生物生産について講述する。 | ||
Course Goals | 微生物を用いた機能変換に関する基本的事項とその方法論を理解する。さらに、生物機能を変換することにより、様々な課題を解決する方法論を提案できるようにする。 | ||
Schedule and Contents |
以下のような課題について、1課題あたり2~3週の授業をする予定である。 1.微生物の遺伝子発現制御とシグナル伝達(橋本) 遺伝子の転写・翻訳レベルの発現制御、small RNAやリボスイッチによる発現制御、二成分制御系やGタンパク質共役型受容体を介したシグナル伝達機構 2.合成生物学方法論(橋本・髙瀬) ゲノミクス、トランスクリプトミクス、プロテオミクス、メタボロミクスなどの各種オミクスによる微生物機能の網羅的解析とそのゲノム編集などの最新バイオテクノロジーを利用した有用微生物の分子育種 3. 有用物質生産微生物や環境浄化微生物の育種技術例(橋本) 海洋バイオマスからの有用物質(バイオ燃料や化成品など)生産、微生物バイオレメディエーション(環境浄化) 4. フィードバック(橋本) フィードバック方法は授業中に連絡する。 |
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Evaluation Methods and Policy |
【評価方法】 合成生物学的手法による生物機能変換に関わる微生物機能を理解するために必要な基礎ができているか、関連する問題点を掘り起こし、提言までできるかを次の方法で確認する。 レポート試験の成績と平常点評価。 平常点評価は毎回の出席。 【評価基準】 評価基準及び達成度については、当該年度農学研究科学修要覧記載の[評価基準及び達成度]による。 |
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Course Requirements | 大学で「微生物学」を習得していることが望ましい。 | ||
Study outside of Class (preparation and review) | 講義前に上記参考書をよく読んで、微生物機能を予習する。また、講義後に合成生物学的方法論の具体例を取り纏めて考察する。 | ||
References, etc. | 遺伝子・細胞から見た応用微生物学, 阪井康能、竹川 薫、橋本 渉、片山高嶺 編著, (朝倉書店), ISBN:978-4-254-43124-7 |