Management for Lifelong Education I
Numbering Code | U-EDU03 23040 LJ47 | Year/Term | 2022 ・ First semester | |
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Number of Credits | Course Type | Lecture | ||
Target Year | From 2nd to 4th year students | Target Student | ||
Language | Japanese | Day/Period | Tue.3 | |
Instructor name | TADOKORO YUUSHI (Part-time Lecturer) | |||
Outline and Purpose of the Course |
社会教育法制・行政の基礎的理解の上で、地域社会を舞台に住民が主体的に学ぶ意味、その環境・条件と展開・発展についてつかむことを目的とする。 現代社会における社会教育の意義・役割、社会教育施設の経営、地域づくりや多様な主体との連携協働をめぐる問題について考察するとともに、これまで自己教育運動と社会教育行政が向き合ってきた課題を歴史的に理解することを通じて、構造的・実践的に社会教育をとらえる力量をつけることを目指す。 また、受講生の興味関心・問題意識にもできる限り応じた柔軟な授業展開に努める。 |
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Course Goals |
社会教育の基礎的理解、現代の社会教育法制・行政・機関(施設)の理解、歴史的理解、現代における連携協働の実態と課題の理解を基本に学ぶ。具体的には、社会教育行政や実践現場の事例、戦前期の日本社会教育史、社会教育施設、学校教育や社会福祉との連携協働などを取り上げて学び、自己教育運動、社会教育行政・施設、地域社会、隣接領域や多様な主体との連携協働などについて理解する。 史資料や実践記録、映像等を通して理論と実践について考え、住民主体の社会教育の視点と力量の獲得を目指す。特に社会教育の価値・意義に重点をおいて考える力を身につける。 |
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Schedule and Contents |
1.ガイダンス・現代社会と社会教育 2.社会教育概念の理解 3.現代の社会教育法制① 法体系(社会教育法) 4.現代の社会教育法制② 行政(社会教育行政) 5.現代の社会教育法制③ 機関・施設(公民館・図書館・博物館) 6.社会教育職員(社会教育主事・司書・学芸員) 7.地域社会の課題把握と学習課題化 8.地域社会と社会教育の歴史的理解 9.日本社会教育史(戦前)① 自己教育運動の胎動と通俗教育・地方改良運動 10.日本社会教育史(戦前)② 自己教育運動の展開と社会教育行政の成立 11.日本社会教育史(戦前)③ 戦争と社会教育 12.社会教育施設経営 13.連携・協働② 地域社会・学校教育と社会教育 14.連携・協働③ 社会福祉と社会教育 15.まとめ ※ 開催形態や学生の興味関心・問題意識、時事的動向等に応じて、順序等を変更する場合がある。 |
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Evaluation Methods and Policy |
【評価方法】期末レポート 60%、主体的な授業参加や指定課題など 40% 【評価方針】到達目標について、教育学部・教育学研究科の成績評価基準に従って評価する。 |
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Course Requirements | None | |||
Study outside of Class (preparation and review) |
・講義で指示する教科書・文献・配付プリント等を予め熟読してくること。 ・新聞や雑誌『月刊社会教育』(旬報社)等で、社会教育をめぐる動きにふれること。 |
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Textbooks | Textbooks/References |
日本社会教育史, 大串隆吉・田所祐史, (有信堂高文社、2021年), ISBN:978-4-8420-8530-2
・教科書『日本社会教育史』と、レジュメ・資料プリントで講義する。 ・『月刊社会教育』(旬報社)の指定する号を使用する場合がある。その際は入手すること。 |
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Courses delivered by Instructors with Practical Work Experience |
分類: A course with practical content delivered by instructors with practical work experience |