Educational methods and techniques I

Numbering Code U-EDU04 29252 LJ47
U-EDU04 29252 LJ46
Year/Term 2022 ・ Second semester
Number of Credits Course Type Lecture
Target Year From 2nd to 4th year students Target Student
Language Japanese Day/Period Mon.2
Instructor name TANIGUCHI MAKIKO (Part-time Lecturer)
Outline and Purpose of the Course 教育実践には創造的な側面がある。
ゆえに教育の「方法」や「技術」はマニュアルで学べるものではなく、また知っただけでは実践に結び付かない。
そこでこの授業では、方法や技術を「知る」だけでなく、それをどう「活かす」かについても検討する。
また担当者は臨床心理士・公認心理師であるため、心理学の観点から「教育」についてを考えたい。
授業は講義とディスカッションの二本立てとし、ディスカッションではこれまで受講生が受けてきた教育を振り返り、今後の教育活動をどのように展開していくかについて、受講生同士が意見交換でき、アイディアを生み出す場とする。
教職取得に限らず、広く教育活動について考えている受講生も歓迎する。
(オンラインでの出席も可能な形態をとる予定である。)
Course Goals これからの社会を担う子供たちに求められる資質・能力を育成するために必要な教育の方法、教育の技術、情報機器及び教材の活用に関する基礎的な知識を理解し、技能を実践できる。
Schedule and Contents 各回以下のように予定しているが、授業の進行具合やその時々に必要なテーマを
織り込むため、変更する場合がある。変更する場合は授業内およびPandAにて通知する。

第1回:オリエンテーション:様々な教育活動について考え、
    自身が教育を通じて何を伝えたいのかを検討する。

第2回:子ども達に求められる資質・能力とは何かを
    学生指導要領を読みながら理解する。


第3回:求められる資質・能力を「教育する」ことについて
    検討し、自分の授業観を形成する。

第4回:教育という「場」における教師と生徒、生徒間の関係性について考え、
    その関係性が授業に与える影響について理解する。ICT教育における「関係性」についても考える。

第5回:教育における生徒の心理を理解するうえで重要な「動機づけ」について
    理解し、「動機づけ」に応じた授業実践を検討する。動機づけに着目したオンライン学習ツールについて理解する。

第6回:教育の技術として、「学習方略」について理解し、学習方略の
    教育について検討する。ICTやオンライン学習ツールを用いた多様な学習方法について理解する。
    

第7回:いわゆるオンライン授業の実践について理解し、実施できることを目指す。


第8回:アクティブ・ラーニングの方針について理解する。
    アクティブ・ラーニングの方法の1つである協同学習について理解し、
    実施できることを目指す。協同学習に活用できるICTについて知る。

第9回:アクティブ・ラーニングの方針について理解する。
    アクティブ・ラーニングの方法の1つであるジグソー法について理解し、
    実施できることを目指す。ジグソー法に活用できるICTについて知る。

第10回:ICT教育について理解する。ICTを用いた授業実践を検討する。

第11回:教育評価の考え方、技法について理解する。
    ルーブリックについて学び、授業の目的から評価までの
    一貫性をもった計画を考えられるようにする。
    また評価の難しい教育的側面を、オンライン学習ツールを用いて評価する方法について知る。

第12回:教育の時空間について理解する。
    教育の時間、空間はそれそのものが教育的な要素をもつことを自覚し、
    教育的に時空間をどう設計するかを検討する。
    またオンライン授業での時空間設計ができることを目指す。

第13回:特別活動の教育の方法と技術について理解する
    教育は授業に限らず、部活動なども重要な教育の場である。
    このような場における教育の工夫について検討する。

第14回:教育をする「私」を問う。
    教育をする自分自身の個性について考え、
    教育実践にそれがどう関わってくるかを検討する。
    

第15回:レポートのフィードバック
Evaluation Methods and Policy 【評価方法】
毎回の授業における小レポート30%、期末レポート70%によって総合的に評価する。


【評価方針】
到達目標について、教育学部の成績評価の方針に従って評価する。
Course Requirements None
Study outside of Class (preparation and review) 各回の終わりに、次回で検討する点について伝えるので、そのテーマについて各自予習し、自身の意見をもっておくこと。
また授業ではテーマに沿った問題点を提起するので、そのことについて調べたりディスカッションしたりして、各自の意見を深めること。
Textbooks Textbooks/References 配布するプリントおよび資料に沿って進める。
References, etc. 中学校学習指導要領
高等学校学習指導要領を使用する。

その他の文献については授業中に適宜紹介する。
Courses delivered by Instructors with Practical Work Experience 分類:

A course with practical content delivered by instructors with practical work experience
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