Colloquium on Education Psychology IB(Psychological Research Methods)
Numbering Code | U-EDU02 32424 SJ46 | Year/Term | 2022 ・ Second semester |
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Number of Credits | Course Type | topics seminar | |
Target Year | 3rd & 4th year students | Target Student | |
Language | Japanese | Day/Period | Thu.2 |
Instructor name |
MATSUSHITA HIMEKA (Graduate School of Education Professor) TOYOHARA KYOKO (Graduate School of Education Program-Specific Assistant Professor) |
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Outline and Purpose of the Course |
この授業では、教育心理学にかかわる重要な文献や最新の文献にふれ、その中でどのようなことがテーマとして取り上げられ、どのような方法を用いて研究されているのか、考察や議論がどのように展開されているのかを、受講者各自が主体的に学習し、発表することが求められる。こうした過程を通して、教育心理学についての認識を深めていくことがこの授業のねらいである。 なお、IA(前期)は認知心理学系の内容を扱うが、このIB(後期)では臨床心理学系の内容を扱う。 |
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Course Goals |
臨床心理学の重要な文献や最新の文献にふれることで、当該専門分野についての理解を深め、卒業論文執筆のための研究計画を自ら立てられるようになる。 また、そのための基礎的能力を身につける。 ①心理学における実証的研究(量的・質的研究)の基礎を身につける。 ②データを用いた実証的な思考方法を身につける。 ③研究における倫理を身につける。 |
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Schedule and Contents |
後期15回の授業を行う。 初回にガイダンスおよび発表者の決定を行う。 各回、発表者(あるいは発表者ペア)が臨床心理学領域の学術誌から三編の論文(うち一本は英語論文)を選び、資料をまとめて発表する。 各発表に対してコメンテーターを設定し、コメンテーターを中心に受講者全員で議論を行う。 また、各自、それぞれの発表についての文書でのコメントを作成し提出する。 発表者は事前に扱う論文を受講者全員に配布し、受講者全員が事前に発表される論文を読んだ上で出席することが必要となる。 【心理学研究法に関する項目】 ① 心理学における実証的研究法(量的研究及び質的研究) ② データを用いた実証的な思考方法 ③ 研究における倫理 |
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Evaluation Methods and Policy |
【評価方法】 発表(50%) コメンテーターとしてのコメント(10%) 平常点評価:各発表への口頭でのコメント・文書でのコメント(40%) 【評価方針】 到達目標について、教育学部の成績評価の方針に従って評価する。 |
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Course Requirements |
教育心理学コロキアムIA(心理学研究法)とあわせて受講することを原則とする。 「教育心理学実習A・B」の内容、および基礎的な心理統計について理解していることを前提とする。 |
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Study outside of Class (preparation and review) |
発表担当者は論文の内容を十分に理解した上で、わかりやすい資料を作成し、短い時間のなかで発表できるよう準備をすること。 発表者以外の者も、扱われる論文について熟読し、発表者と討論ができるよう準備すること。 |