Child and Adolescent Psychology(Developmental Psychology)
Numbering Code | U-EDU02 22058 LJ46 | Year/Term | 2022 ・ Second semester | |
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Number of Credits | Course Type | Lecture | ||
Target Year | From 2nd to 4th year students | Target Student | ||
Language | Japanese | Day/Period | Fri.4 | |
Instructor name | TOKUDA KIMIKO (Part-time Lecturer) | |||
Outline and Purpose of the Course | エリクソンの精神発達理論を学び、心の健康と病理についての身近な話題を通して、心の構造やその働きを理解する | |||
Course Goals |
1.精神発達理論における各年代の発達課題とその危機を理解する。 2.心の健康とその病理について身近な話題を通して心理臨床の知見に触れ、心の構造の理解を深める。 3.特に児童期・青年期の問題(いじめ・不登校など)を中心に具体的対応や支援のプランを考える力を養う。 |
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Schedule and Contents |
基本的には以下のプランに沿って授業を進める。ただし、授業の進み具合や事例問題に対応して順序や同一テーマの回数を変えることがある。 1.イントロダクション(心をどのように捉えるか) 2.フロイトの基礎理論 3.神経症的防衛 4.原始的防衛 5.エリクソンの精神発達理論(1)第1段階 6.エリクソンの精神発達理論(2)第2-3段階 7.エリクソンの精神発達理論(3)第4-5段階 8.エリクソンの精神発達理論(4)第6-8段階 9.児童青年期の諸問題(1)いじめ 10.児童青年期の諸問題(2)不登校 11.児童青年期の諸問題(3)発達障害 12.児童青年期の諸問題(4)自傷・自殺問題 13.児童青年期の心を支える(1)感情知能 14.児童青年期の心を支える(2)アクティブリスニング 15.児童青年期の心を支える(3)ストレスマネジメント 16.フィードバック (方法は別途連絡します) |
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Evaluation Methods and Policy |
評価方法 授業中の課題(ミニレポート)評価 40% 評価方針: 授業内容を踏まえて、新たに得られた気づきや発見した考えを簡潔に記述できることを基準とする。 レポート試験 60% 評価方針:精神発達理論の観点を踏まえて、身近な心の問題について論理的に組み立ててそれを記述することができることを基準とする。 |
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Course Requirements | None | |||
Study outside of Class (preparation and review) |
1.前半は精神発達理論をもとにした理論をそのつど復習して習得すること。 2.後半はいじめや不登校などの具体的テーマについて事例を基に検討するので、 興味関心に応じて疑問点や検討したい事項をまとめておくこと。 |
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Textbooks | Textbooks/References | 適宜プリントを配布します。 | ||
References, etc. |
こころの旅, 神谷美恵子, (みすず書房) 子どものための精神医学, 滝川一廣, (医学書院) 子どもの精神科臨床, 斉藤万比古, (星和書店) 授業時間内でも参考文献を紹介します。 |