Theories of Curriculum

Numbering Code U-EDU01 21146 LJ47 Year/Term 2022 ・ Second semester
Number of Credits Course Type Lecture
Target Year From 2nd to 4th year students Target Student
Language Japanese Day/Period Wed.2
Instructor name OKUMURA YOSHIMI (Graduate School of Education Associate Professor)
TANAKA YOUKO (Part-time Lecturer)
Outline and Purpose of the Course 現代の日本においては、創意工夫を生かした特色ある学校づくりを進めることが求められている。教育課程論では、学校における教育課程(カリキュラム)編成に焦点を合わせ、その理論と実践について検討する。教育課程編成に関わる基本的な知識・技能を習得するとともに、各自が重要と考える現代的課題に対応する教育課程を構想する力を身につけることをめざす。学校現場での実践例も踏まえつつ、学校での教育課程改善の進め方を検討する。また、教育課程編成をめぐる論点に注目しつつ、教育課程の歴史を振り返ることを通して、教育課程編成という営みを社会的・政治的パースペクティブから捉え直すことをめざしたい。

テーマ: 教育課程の定義。教育課程改善のための理論と実践。教育課程の歴史。
Course Goals 学習指導要領を基準として各学校において編成される教育課程について、その意義や編成の方法を理解するとともに、各学校の実情に合わせてカリキュラム・マネジメントを行うことの意義を理解する。
・学校において教育課程が有する役割・機能・意義を理解する。
・教育課程編成の基本原理及び学校の教育実践に即した教育課程編成の方法を理解する。
・教科・領域・学年をまたいでカリキュラムを把握し、学校教育課程全体をマネジメントすることの意義を理解する。
Schedule and Contents 第1回: 本講義の目標と評価課題、教育課程改善の重要性(奥村好美・田中容子)
第2回: 教育課程改革の最新動向:2017・2018年改訂学習指導要領の特徴(奥村好美)
第3回: カリキュラム・マネジメントの進め方(田中容子)
第4回: 教科教育における「逆向き設計」:パフォーマンス課題の作り方(田中容子)
第5回: 教科教育における「逆向き設計」:ルーブリック作りと指導の改善(田中容子)
第6回: パフォーマンス課題とルーブリックの検討(田中容子)
第7回: 教育課程の歴史①: 戦後新教育(奥村好美)
第8回: 教育課程の歴史②: 現代化の時代(奥村好美)
第9回: 「総合的な学習の時間」の指導と評価(田中容子)
第10回: 教育課程の歴史③: ゆとり教育の時代(奥村好美)
第11回: 教育課程の歴史④: 「確かな学力」の向上と「資質・能力」の育成(奥村好美)
第12回: 提案「日本の教育課程改革の中間検討会(奥村好美・田中容子)
第13回: 学校におけるカリキュラム改善の事例検討(奥村好美)
第14回: 提案「日本の教育課程改革」の発表と提出(田中容子)
第15回: フィードバック

※「学校におけるカリキュラム改善の事例検討」については授業期間外での活動(講演会、高校生の発表会等)への参加、または文献講読を予定している。
※上記は、受講者のニーズやゲスト・スピーカーとの調整等により変更する場合がある。
Evaluation Methods and Policy 【評価方法】授業中に指定する課題(100点)
※詳細については、第1回の授業で説明するので、履修希望者は出席すること。
【評価方針】到達目標について、教育学部の成績評価の方針に従って評価する。
Course Requirements None
Study outside of Class (preparation and review) 授業中に指定する課題に取り組むにあたっては、授業の時間外に、指定された文献や独自に選んだ文献を読むなどの作業に取り組む必要がある。
Textbooks Textbooks/References 教育課程, 西岡加名恵編著, (協同出版), ISBN:9784319003259
References, etc. 新しい時代の教育課程(第4版), 田中耕治・水原克敏・三石初雄・西岡加名恵, (有斐閣), ※本科目では、「第4版」を用いる。
中学校学習指導要領/高等学校学習指導要領 及び解説, 文部科学省
生徒が主人公になる高校英語の授業, 田中容子, (日本標準、2021年)
子どもたちを”座標軸”にした学校づくり, 盛永俊弘, (日本標準、2017年)
Courses delivered by Instructors with Practical Work Experience 分類:

A course with practical content delivered by instructors with practical work experience
PAGE TOP