Seminar on Educational Psychology
Numbering Code | U-EDU02 32546 SJ46 | Year/Term | 2022 ・ Second semester | |
---|---|---|---|---|
Number of Credits | Course Type | topics seminar | ||
Target Year | 3rd & 4th year students | Target Student | ||
Language | Japanese | Day/Period | Fri.4 | |
Instructor name | KUSUMI TAKASHI (Graduate School of Education Professor) | |||
Outline and Purpose of the Course |
本演習では,心理学研究法に関するテキストの精読,説明,議論を通じて,卒業論文等の研究に取り組むために必要となる研究手法(問いと仮説を立てる→要因,変数を決める,倫理的問題に配慮する→参加者を選ぶ→実験・観察・調査・テスト・面接をする→データを分析し,考察する)についての知識やスキルについての理解を深めることを目的とする。さらに,各自関心のある研究テーマについて,1回目は関連論文の発表,2回目は研究アイディアの発表と議論をおこない,卒論研究で取り組む研究テーマについて明確な問題意識をもつことをめざす。 本演習で取りあげる内容は,教育心理学系における認知,学習,発達,社会,人格,臨床等の幅広い研究領域を対象とし,本学部の心理学分野で卒業論文を書く場合に広く役立つものである。 |
|||
Course Goals |
1 卒論に必要な心理学的方法論と批判的思考法を身につける。 2 卒論の計画を立て、予備調査・予備実験を実施できるようにする。 |
|||
Schedule and Contents |
毎回の授業において,前半は,卒論に関する論文や研究アイディアの発表と討論をおこない、後半は,テキストに基づいて,研究法に関する説明と討論をおこなう。 研究法については,以下のプランにしたがって取り上げる. 1 卒論の進め方 2 テーマの見つけ方 3 論文の探し方 4 論文の読み方 5 実験法 6 質問紙調査,ネット調査 7 面接調査 8 人を対象とする研究の諸問題 9 データ解析1 10 データ解析2 11 研究倫理1 12 研究倫理2 13 論文の書き方1 14 論文の書き方2 15 フィードバック |
|||
Evaluation Methods and Policy | 2回の発表(50%),毎回のコメント(10%),レポート(40%) を評価する。評価方針は,到達目標について,教育学部の成績評価の方針に従って評価する。 | |||
Course Requirements |
教育心理学系3回生を対象とした授業であり,教育心理学実習A・B,心理学統計実習A・B,教育心理学コロキアムⅠAを受講していることが望ましい。 |
|||
Study outside of Class (preparation and review) |
・予習 研究法のテキストの指定章を事前に読み,説明できるようにするとともに,疑問点を明確化して,PandA「課題」に毎週提出する。 卒論にかかわるその週の目標を立て,文献を読み,準備を進め,その経過をprogressシートに記載する。シートはPandA「課題」に毎週提出する。 発表者は,パワーポイント資料を作成し,事前にPandAにアップロードする。 ・復習 授業で学んだ研究法や研究発表とその討論を,卒論の計画にどのように活かすことができるかを考える。 |
|||
Textbooks | Textbooks/References |
! 心理学研究法 (心理学ベーシック 第 1巻), 三浦麻子, (北大路書房), ISBN:4762829668
教科書および同じシリーズの下記の本は,大学図書館の電子図書で閲覧できる 第2巻 なるほど! 心理学実験法 佐藤暢哉・小川洋和 著 第3巻 なるほど! 心理学調査法 大竹恵子 編著 第4巻 なるほど! 心理学観察法 佐藤 寛 編著 第5巻 なるほど! 心理学面接法 米山直樹・佐藤 寛 編著 |
||
Related URL | http://cogpsy.educ.kyoto-u.ac.jp/kusumi/ |