Seminar on History of Education IIA
Numbering Code |
U-EDU01 30194 SJ38 U-EDU01 30194 SJ47 |
Year/Term | 2022 ・ First semester |
---|---|---|---|
Number of Credits | Course Type | topics seminar | |
Target Year | 3rd & 4th year students | Target Student | |
Language | Japanese | Day/Period | Fri.4 |
Instructor name | KOMAGOME TAKESHI (Graduate School of Education Professor) | ||
Outline and Purpose of the Course |
卒業論文作成に向けて、自分の研究テーマを決めるとともに、それを追及する手法や資料・データの選び方を身につける場とする。 |
||
Course Goals |
・自分の生活上の問題関心を、教育史にかかわる論文という形式に「翻訳」するための変換の仕方を学ぶ。 ・アカデミック・ライティングの手法を身につける。 ・論文としての完成度を高めるためにはどのような作業が必要なのかという見通しをつける能力を、それぞれの報告をめぐる討論の中で学ぶ。 |
||
Schedule and Contents |
最初の5回は参加者のあいだで「教育」問題へのアプローチのあり方について一定の共通認識を築くために以下の文献を読解する。 鈴木晶子・山名淳・駒込武編『教職教養講座第2巻 教育思想・教育史』(協同出版、2018年11月)第10章~第14章 それ以降は、参加者それぞれの問題関心に即して報告する。 参加者の人数にもよるが、おおよそ1コマあたり2人の報告・討論を行う予定。 4回生は卒論について、研究のテーマを明確化するのはもちろん、それをどのような資料・データを用いて分析していくかを明確化する。 3回生は、自分がやりたいと思っていることにかかわる文献を探し、これについて自分が考えたことを報告することによって、自分のテーマを絞り込んでいくための助走とするとともに、学術的な文章の書き方について学ぶ。 なお、テーマについては、それぞれ自分が関心を持っていることに即して考えて貰うこととするが、いかにも「歴史的」なことではなく、「今日的」なことでもよい。「今日的」な問題を「歴史的思考」を通じて深める方法についてはゼミの中で具体例に即して指摘することとしたい。 第1回 イントロダクション 文献の説明、担当者決めなど 第2~6回 共通のベースとなる文献の読解 第7回~14回 各自の発表、共同討議 第15回 総括討議 |
||
Evaluation Methods and Policy |
平常点…報告(50%)と授業内での発言(50%)。 評価方針は、到達目標について、教育学部の成績評価の方針に従って評価する。 |
||
Course Requirements |
・「教育史概論Ⅰ」「教育史概論Ⅱ」「教育史概論Ⅲ」「教育学基礎演習Ⅱ」を受講していることが望ましい。 |
||
Study outside of Class (preparation and review) | 報告者は原則的に報告の前の週に資料を配付する。参加者は、「予習」としてそれに目を通した上で授業に参加する。 |