advanced seminar

Numbering Code U-ECON00 30030 SJ43
U-ECON00 40040 SJ43
Year/Term 2022 ・ First semester
Number of Credits 2 Course Type
Target Year Target Student
Language Japanese Day/Period Fri.5
Instructor name KUSANO MASAKI (Graduate School of Economics Professor)
Outline and Purpose of the Course 本演習の目的は,公表情報を活用して企業分析を行い,企業価値の推定方法を習得することである。企業分析のステップは,①経営戦略分析,②会計分析,③財務分析,④将来性分析から構成される。本演習では,財務分析と将来性分析を中心に学習する。
Course Goals 財務分析と将来性分析を行うための基礎知識を習得することによって,定量的情報と定性的情報を用いて企業価値を推定することができる。
Schedule and Contents 将来性分析を行うためには,会計と企業財務(コーポレート・ファイナンス)の知識を統合する必要がある。そこで,以下の項目について,担当者の報告と質疑応答を通じて,演習を進める。

第1回 演習を始めるにあたって
第2回 財務諸表入門
第3回 財務諸表をどのようにバリュエーションに用いるか
第4回 現金主義会計,発生主義会計,割引キャッシュフロー分析
第5回 発生主義会計とバリュエーション:簿価のプライシング
第6回 発生主義会計とバリュエーション:利益のプライシング
第7回 株主持分計算書の分析
第8回 貸借対照表と損益計算書の分析
第9回 キャッシュフロー計算書の分析
第10回 収益性の分析
第11回 成長性と持続可能利益の分析
第12回 事業活動の価値と事業PBR・事業PERの評価
第13回 最大限の情報を用いた予測,バリュエーション,事業戦略分析
第14回 財務諸表の質の分析
第15回 まとめ
Evaluation Methods and Policy 平常点に基づいて,成績評価を行う。ただし,平常点評価には,演習への参加状況,演習での報告と発言を含む。
Course Requirements 会計学入門,会計学,企業分析,財務会計,経営戦略,経営財務,計量経済学を,すでに履修または同時に履修していることが望ましい。
Study outside of Class (preparation and review) 授業計画にしたがって,演習前にテキストを熟読し,疑問点を整理すること。
Textbooks Textbooks/References アナリストのための財務諸表分析とバリュエーション, ステファン・ペンマン, (有斐閣)
References, etc. 企業分析入門(第2版), K・G・パレプ,P・M・ヒーリ―,V・L・バーナード, (東京大学出版会)
企業価値評価 eValによる財務分析と評価, ラッセル・ランドホルム,リチャード・スローン, (日本経済新聞出版社)
企業価値経営, 伊藤邦雄, (日本経済新聞出版)
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