Cost Accounting

Numbering Code U-ECON00 30802 LJ44
U-ECON00 30802 LJ43
Year/Term 2022 ・ Second semester
Number of Credits 2 Course Type Lecture
Target Year From 2nd to 4th year students Target Student
Language Japanese Day/Period Thu.2
Instructor name SUZUKI HIROYUKI (Graduate School of Economics Senior Lecturer)
Outline and Purpose of the Course 「原価計算論」の講義では、原価概念、原価の本質、原価計算の目的など、特定の計算技法だけでなく、その背後にある基本原理にまで踏み込んで学びます。また、会計情報とそれ以外の情報の関係、さらにはこれらの情報と人間行動の関係についても検討します。
Course Goals 「異なる目的には異なる原価計算」という有名なフレーズのもと、原価計算について体系的理解をはかることが目的です。
Schedule and Contents 企業のマネジメントには製品の価格決定や原価管理、利益管理など様々な目的があり、目的ごとに最も有用な原価計算情報は異なります。本講義では、以下の内容で原価計算を体系的に理解することを目的とします。

第1回~第3回
ガイダンス
Ⅰ.序論
 1.原価計算の本質と意義  2.原価計算モデル

第4回~第10回
Ⅱ.原価計算制度
 3.原価計算制度の意義と基本構造  4.取得原価の計算と費目別計算
 5.部門別計算  6.個別原価計算  7.総合原価計算  
 8.標準原価計算制度

第11回~第15回
Ⅲ.経営管理のための原価計算
 9.価格決定と原価計算  10.原価管理の拡充と品質原価計算  
 11.活動基準原価計算 12.意思決定と差額原価収益分析 
総括

時計文字で示された大テーマ毎に小テストを行い、そのフィードバックを実施する予定です。
Evaluation Methods and Policy 定期試験(70%)と平常点(小テスト/レポート;30%)にて評価します。
Course Requirements 「会計学入門」「会計学」を履修済みまたは同程度の知識を有することを前提として授業を行います。また、他講義との関連という意味では、本講義で学修する概念は、「特殊講義―実践簿記Ⅱ」「特殊講義―実践簿記Ⅳ」において日商簿記検定の問題を解く際にも用いられます(ただし、これらの講義は本講義の履修要件ではなく、また本講義もこれらの講義の履修要件ではありません)。なお、本講義と「管理会計」は密接に関係しています。
Study outside of Class (preparation and review) 予習よりは復習を重視した学修を心がけてください。
Textbooks Textbooks/References 原価計算論(第3版), 廣本敏郎・挽文子, (中央経済社,2015年), ISBN:978-4-502-14401-1
References, etc. 管理会計論(第2版), 上總康行, (新世社, 2017年), ISBN:978-4-88384-255-1, 「管理会計」の教科書です。『原価計算論(第3版)』で扱われている概念の多くがこちらでも扱われているので、異なる視角からの説明に触れることで理解がより一層深まることが期待できます。
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