advanced seminar

Numbering Code U-ECON00 30030 SJ43
U-ECON00 40040 SJ43
Year/Term 2022 ・ First semester
Number of Credits 2 Course Type
Target Year Target Student
Language Japanese Day/Period Mon.4
Instructor name WAKABAYASHI NAOKI (Graduate School of Management Professor)
Outline and Purpose of the Course 「サービスのマネジメントを考える 1」 
近年日本経済においてービス産業の占める位置が大きくなってきている。サービス産業における企業経営のあり方について、その対象の特徴から検討していきたい。
Course Goals  サービス経営に関する基本的な見方やコンセプトを理解する。
Schedule and Contents  サービス産業は、日本を含め先進国において、経済に占める割合は大きくなってきている。だ
が、その経営方法論については、製造業のものを応用しているのが現状である。製造業が優れた商品を開発して市場に供給するのに比べると、サービス業は、顧客すなわちヒトや組織に対するサービス活動を提供する面で、顧客が求めているときに、そのニーズに合った品質の高いサービスを供給し、満足度を上げる仕組み作りが求められる。そうした面で、サービス供給のマネジメントは、その手法、戦略、顧客管理、組織などの様々な面で特徴があると思われる。また、製造業においても、商品そのものよりもその付加価値を高める附属サービスの高度化が重視されている。こうした現状を見ながら、サービスのマネジメントのあり方についてその全般的な特徴、そして、価値作りの特徴について、様々な文献を読みながら全般的に検討する。
 特に次の2点についてのサービス企業の代表的なケース、及び見学を行っていきたい。
1.サービス経営の経営学的理解
 商品、経営、組織、顧客管理、マーケティング、人材管理等の特徴についての基本的文献を輪読する
2.サービスマネジメントにおける価値作りの特徴

 次のように具体的に展開する。

第1-2回  授業のオリエンテーションおよび基本講義
第3-14回 提示されたサービス経営学文献の輪読および理解を深める作業
第15回   報告に関するフィードバック

※なお、3-14回でサービス企業の事例研究(見学または説明会等)については相手先企業の都合もあるが、行うことがある。
Evaluation Methods and Policy サービス・マネジメントについての基本理解ができているかについて評価する。
①演習で積極的に討議や作業に参加する点  20%
②演習での報告の内容の評価        60%、
③グループワークや実習に参加し報告を行う 10%
④その他の小レポート等          10%
 なお、無断で2割以上の授業に欠席した者については、落第とする。
Course Requirements  経営戦略、経営組織,マーケティング1を取ることが望ましい
Study outside of Class (preparation and review)  教科書、事前掲示参考資料は必ず予習すること。企業情報について得るために、日経テレコン、日経BPデータベースなどを利用し、習得すること。 
Textbooks Textbooks/References その他の文献は、後ほど指示する。
References, etc. 伊藤宗彦他『1からのサービス経営』碩学舎等数冊(授業にて指示)
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