advanced seminar

Numbering Code U-ECON00 30030 SJ43
U-ECON00 40040 SJ43
Year/Term 2022 ・ First semester
Number of Credits 2 Course Type
Target Year Target Student
Language Japanese Day/Period Wed.5
Instructor name MOROTOMI TORU (Graduate School of Economics Professor)
Outline and Purpose of the Course 【持続可能な発展と公共政策:財政学と環境経済学①】
 演習では、持続可能な発展のための公共政策のあり方をテーマとする。そのために、財政学と環境経済学の知識がベースとなる。3・4回生演習では半年間(前期)、これらの分野のテキストを輪読しながら、その読解方法、その内容理解と要約のやり方、そして、プレゼンテーションと参加者によるディベートの進め方について、実践を通じて徐々に習熟していってもらうことを目的とする。ここで様々な知的生産のための技能を身につけておけば、社会に出てからの知的作業にも役に立つであろう。
Course Goals  慶應大学とのインゼミは、本ゼミの最大の行事である。インゼミへの参加を通じて、あるテーマを選んで、読書し、情報を収集し、調査を行い、問題を立てて分析し、班のメンバーで議論し、共同で論文を作成することで、いわゆる「アカデミック・スキル」の獲得を目標とする。さらに、インゼミ当日は、共同論文の内容をパワーポイントを用いて発表し、その後、ディベートを行う。これら一連のプロセスを経ることで、ゼミ生の力量は、飛躍的に高まることは間違いない。
Schedule and Contents 【1】インゼミに向けた共同論文の作成、慶應大学とのインゼミ参加(10回分)
 本演習では、慶應大学の金子勝ゼミ、井手英策ゼミと合同で年に1回、通常は11月最終の週末にインゼミを行っている(開催地は隔年で東京と京都)。これは、両大学のゼミがそれぞれ共同論文を作成の上、口頭で発表し、それをめぐってディベートを行うというもの。論文作成のために、ゼミ生はチームを組んで、自ら調査研究や企業・自治体へのヒアリングを行い、相互に協力しながら論文を完成させる。この過程は、教室では得られない刺激を受けられる、またとない勉強の機会になっており、ゼミ生はこの経験を通じて大きく成長することになる。また、ゼミ生同士の結束も高まり、他の場所では得がたい友人を得られる機会ともなる。
 ゼミ生は毎年、環境班と財政班に分かれて共同論文を執筆することになる。参加者の皆さんには、財政か環境のどちらかを選んでもらい、上回生とともに論文のテーマを選び、リサーチを行い、文献を読んでまとめ、そして共同論文の一部を受け持って執筆し、インゼミで報告、さらにはディベートに参加してもらうことになる。

【2】財政・環境に関するテキスト輪読(5回分)
 インゼミは11月末で終了するので、12月~1月は、財政と環境に関する良質なテキストを選び、その輪読と討論を通じて内容理解を深めることにしたい。

第1回 イントロダクション
第2回~14回 報告と討論
第15回 フィードバック
Evaluation Methods and Policy ゼミでの報告(70%)および討論への参加(30%)で評価する。
Course Requirements None
Study outside of Class (preparation and review) ゼミで活用するテキストを事前に読んでから参加することが求められる。
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