advanced seminar
Numbering Code |
U-ECON00 30030 SJ43 U-ECON00 40040 SJ43 |
Year/Term | 2022 ・ First semester | |
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Number of Credits | 2 | Course Type | ||
Target Year | Target Student | |||
Language | Japanese | Day/Period | Mon.4・5 | |
Instructor name | HARA YOSHINORI (Graduate School of Management Professor) | |||
Outline and Purpose of the Course |
テーマ: イノベーションマネジメント方法論 イノベーションとは、社会・経済価値を創造する『技術発明』と『市場洞察』との結びつきである。少子高齢化、資源の有限性、技術革新によるボーダレス化などが影響を及ぼす社会において、イノベーションが、調和のとれた持続的な成長の糧として、ますます重要となっている。本演習では、このようなイノベーションの本質を理解し、今後の成長戦略に寄与する創造人材(クリエイティブクラス)の育成をはかることを目的とする。 本演習では、具体的な事例分析やプロジェクト活動を中心に、関連する経営戦略、組織論、マーケティング、会計などの基本的フレームワークの理解を深めるというアプローチをとる。また、種々の交流を促進することにより、イノベーションの経験則、無形資産やサービスの価値評価法、イノベーションのマインドセットなどの理解を深め、将来の社会人として役立つ演習活動を進める。 |
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Course Goals |
対話を根幹とした自学自習の本学理念を、演習において実践する。 課題(レポート)に対して自主的、継続的に取り組む能力を養う。 講義内での発表を実践の場として、プレゼンテーション能力を養う。 テーマや目的に沿った企画立案力、ディスカッションなどを通してコミュニケーション能力を高める。 |
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Schedule and Contents |
北米・シリコンバレーでの実務経験事例や、具体的な組織・企業(先端IT企業、高度サービス業、老舗企業など)の分析事例をもとに、イノベーションマネジメントに関する方法論を履修する。情報処理ツールを活用しつつ、年度末には、演習活動を冊子体の全体報告書としてまとめる。 第1回~第6回 基本的理念・フレームワークの理解 課題図書やケース教材の活用により、基本的理念やフレームワークの理解を図る。また、プレゼン資料の作成、発表の仕方、メンバーとの情報共有ツール利用(メール、Wiki、ツイッター等)リテラシーの向上をはかる。 第7回~第12回 ワーキンググループ、プロジェクトチーム等でのグループワークループ学習により、種々の企業・組織事例を分析し、モデル化するプロセスを体験すると共に、課題認識能力、デザイン能力、プレゼンテーション能力などを身につける。具体的には、先端IT・サービス企業分析、地域スポーツ・イベント振興、京都産学連携プロジェクト等の活動に参画することにより、イノベーションマネジメント方法論の実践的理解を深める。 第13回~第15回 企業分析・討議活動 イノベーションマネジメント方法論の学習として、企業分析・討議を行う。過年度は、北米・シリコンバレー(Google, Facebook,etc.), SONY, TSUTAYA、日産自動車、オリエンタルランド、全日空、武田薬品、電通、博報堂などの分析・討議を実施。 全15回のうち、発表に関するフィードバックを2~3週の期間実施する。 |
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Evaluation Methods and Policy | 授業参加度(事前学習、当日参加度等)80%、レポート課題(プロジェクト活動成果等)20% | |||
Course Requirements | 3回生演習(原)の履修。 | |||
Study outside of Class (preparation and review) | 授業中に指示 | |||
Textbooks | Textbooks/References | Technology Ventures: From Idea to Enterprise, Thomas Byers, et al., (McGraw-Hill), 2010年 | ||
References, etc. | 参考(過去に用いた教材):『ブレイクスルー - イノベーションの原理と戦略』、『ライフサイクルイノベーション』、『戦略サファリ』、『MBA事業開発マネジメント』、『サービス・マーケティング』 | |||
Related URL |
http://www.hara.gsm.kyoto-u.ac.jp http://hara-kyoto.sakura.ne.jp/wiki/ |