advanced seminar

Numbering Code U-ECON00 30030 SJ43
U-ECON00 40040 SJ43
Year/Term 2022 ・ Second semester
Number of Credits 2 Course Type
Target Year Target Student
Language Japanese Day/Period Tue.4
Instructor name MATSUI HIROYUKI (Graduate School of Management Professor)
Outline and Purpose of the Course  インターネットに代表される情報化・デジタル化の急激な普及や進展は、行政組織や民間企業を含めた社会全体を大きく変化させています。デジタル化に対応した変革はデジタルトランスフォーメーション(DX)と呼ばれており、行政組織や民間企業のみならず社会のあらゆる分野で、その対応が求められています。さらに、昨今のコロナ禍は、そのような変革を加速化させています。
 そこで本演習では、具体的な調査・分析を通じ、社会における情報化・デジタル化の現状および意識や現状へ至る状況を把握し、各自が考える情報社会・デジタル社会における行政や企業のあり方を明らかにすることを目的とします。
 3回生演習では、各自が研究テーマに取り組むために必要な知識と(研究の)方法論を修得することを目指します。具体的には、分析や思考を行うための方法論あるいはツールである、発想法、システムシンキング、社会調査、統計分析、プログラミング、データマネジメントなどの研究に必要となるスキルの習得を中心に、最終的な研究テーマの設定を目指します。
Course Goals ・社会における情報化・デジタル化の現状および意識や現状へ至る状況を把握する。
・情報社会・デジタル社会における行政や企業のあり方を明らかにする。
・3回生演習では、上記と関連する研究テーマの設定と研究実施に必要となるスキルの習得。
Schedule and Contents  学生自らが研究テーマに取り組むために必要な知識と(研究の)方法論を修得するために、発想法、システムシンキング、社会調査、統計分析、プログラミング、シミュレーション、データマネジメントなどの研究方法論・ツール毎に、1テーマあたり1~3回の講義および演習によって合計15週授業を行う。1~3回の演習を行い、合計15回の授業を実施する。
 なお、授業毎に、企業・行政・社会における情報化・デジタル化のトピックスについて紹介し、関連情報を提供することで、各自の研究テーマ決定へ向けた喚起を行う。
Evaluation Methods and Policy  授業への参加(授業内での発言、研究ツールの習得状況、演習レポート)(75%)+タームペーパー(25%)。なお、タームペーパーには、4回生演習で取り組む研究計画を含む。
Course Requirements None
Study outside of Class (preparation and review)  各回とも、原則として事前に講義資料等を配布するので、講義資料等を各自で予習をした上で演習に参加することを求める。さらに、演習内容の理解確認のための定期的なレポートおよび授業で取り上げる興味を持ったトピックスについて追加的な学習を求める。
References, etc. 社会システム工学の考え方, 大澤光, (オーム社), ISBN:4274066754, 2007年
社会を“モデル”でみる―数理社会学への招待, 日本数理社会学会 他, (勁草書房), ISBN:4326601655, 2004年
その問題、数理モデルが解決します, 浜田宏, (ベレ出版), ISBN:4860645685, 2018年
その問題、やっぱり数理モデルが解決します, 浜田宏, (ベレ出版), ISBN:4860646304, 2020年
データ分析のための数理モデル入門 本質をとらえた分析のために, 江崎貴裕, (ソシム), ISBN:4802612494, 2020年
分析者のためのデータ解釈学入門 データの本質をとらえる技術, 江崎貴裕, (ソシム), ISBN:4802612907, 2020年
多モデル思考:データを知恵に変える24の数理モデル, スコット・E・ペイジ/椿広計,長尾高弘, (森北出版n), ISBN:462785501X, 2020年
Why Digital Matters? ~ “なぜ"デジタルなのか~, 村田聡一郎,プレジデント経営企画研究会, (プレジデント社), ISBN:4833451301, 2018年
その他、必要に応じ、授業中に紹介する。
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