International Management

Numbering Code U-ECON00 30704 LJ44 Year/Term 2022 ・ First semester
Number of Credits 2 Course Type Lecture
Target Year From 2nd to 4th year students Target Student
Language Japanese Day/Period Mon.4
Instructor name ISHII SHINICHI (Part-time Lecturer)
Outline and Purpose of the Course 国境を越えて行われる経営活動(国際経営)にかんする理論・概念について、実例に即して理解できるようになることが本講義の目的である。企業が国境を越えることは,異質な言語や市場,社会制度,文化,政治体制,通貨等に直面することにつながり,複雑さに対処するためのマネジメントが必要となる。このような企業活動が国境を越えることにかかわる意味や背景、形態について講義する。これらについての理解を深めた上で,国際化した企業が実施する戦略や組織運営などについて講義する。とくに講義の後半では具体的な国際化・国際経営についての詳細な事例分析もおこない、実例に即して国際経営にかんする理論・概念への理解を深めることを目指す。
Course Goals 経営戦略論や経営組織論等、幅広い経営学関連の分野にかかわる理解をふまえて,それらの応用領域である国際経営の理解に必要となる理論的枠組みを理解し,国境を越えて行われる経営活動について理論と事例を関連付けて理解できるようになることが本講義の到達目標である。
Schedule and Contents 授業は,事例やデータを示しつつ,基本的に国際経営の理解に必要となる概念・理論の説明が中心になる。ただし,一部,受講者と議論して進める場合や授業の進み具合によってはトピックが複数回にまたがる場合もある。
第1回 イントロダクション
第2回 国際化・国際経営とは何か
第3回 国際化のプロセス
第4回 国際化の要因
第5回 海外直接投資の動向
第6回 海外直接投資の理論
第7回 国際経営戦略の概念
第8回 国際経営戦略の類型
第9回 多国籍企業と組織構造
第10回 国際人的資源管理
第11回 産業のグローバル化
第12回 国際技術移転
第13回 事例:本社知識の移転
第14回 事例:海外拠点の現地化
第15回 まとめ
Evaluation Methods and Policy 期末試験で100%評価する。期末試験は、授業で説明した理論・概念を現実と結び付けて理解しているかどうかについて問うものだが,試験は理論・概念の正確な理解および理論・概念を使って現実を説明できる力を評価する。
Course Requirements 経営学関連科目の内容について理解していることが望ましいが、初学者でも理解できるように講義の最初は比較的分かりやすい理論・概念からとりあげていく。
Study outside of Class (preparation and review) 授業で説明した内容をふまえて,テキスト・参考書および授業中に紹介した文献等を,授業後に自ら読んで理解を深めることが求められる。
Textbooks Textbooks/References 国際協働のマネジメント, 石井真一, (2013,千倉書房), ISBN:978-4-8051-1028-7
References, etc. 国際経営(第5版), 吉原英樹, (有斐閣アルマ)
ゼミナール経営学入門, 伊丹敬之・加護野忠男, (日本経済新聞出版)
グローバル経営入門, 浅川和宏, (日本経済新聞出版)
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