Animal Production Systems
Numbering Code | Year/Term | 2022 ・ Second semester | |
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Number of Credits | 2 | Course Type | Lecture |
Target Year | 3rd year students | Target Student | |
Language | Japanese | Day/Period | Thu.2 |
Instructor name | KUMAGAI HAJIME (Graduate School of Agriculture Associate Professor) | ||
Outline and Purpose of the Course | ウシをはじめとした反芻動物の有効利用のために、日本および世界の草地畜産、資源循環型畜産などについて講述する。 | ||
Course Goals |
1)日本の草地と畜産の特性を理解する。 2)飼料成分と飼料価値の評価方法を理解する。 3)世界の各環境帯の自然条件と作物生産の特性を理解する。 4)世界の各環境帯における草地と畜産の特性を理解する。 |
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Schedule and Contents |
以下の課題について、1課題当たり1-2週講義する。全15回とする。 日本の草地生産、飼料生産、家畜生産 1. 日本の草地と畜産①: 亜寒帯から亜熱帯に至る環境帯の違いと、超集約から粗 放に至る土地利用形態の違いを中心に 2. 日本の草地と畜産②: 牧草の採草と貯蔵(乾草・サイレージ調製) 3. 日本の草地と畜産③: 山地・林地の放牧利用-各地の山地畜産、育林牧場、放牧による獣害対策事業、耕作放棄地の放牧利用の事例を中心に 4. 日本の草地と畜産④: 食品製造副産物、農場副産物、木質系資源の利用 5. 飼料成分と飼料価値: 化学成分、組織構造、発酵品質、人工消化試験、動物試験 世界の草地生産、飼料生産、家畜生産 1. 世界の人口と食料生産、世界の各環境帯における自然条件と作物生産の特性 2. 世界の各環境帯における粗飼料生産と副産物の利用(熱帯を中心として) 3. 各環境帯における家畜生産①: タイの事例-副産物の利用と資源循環に注目して 4. 各環境帯における家畜生産②: 大規模草地畜産-オーストラリアおよびアルゼンチンを事例として 5. 各環境帯における家畜生産③: ネパールの事例-水牛・ヤクの乳肉利用、山地・極地の畜産 6. フィードバック: フィ-ドバック期間に教室で質問に回答 |
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Evaluation Methods and Policy |
評価方法: 平常点評価は毎回の出席と2-3回の授業ごとに課すレポートの評価を含む。平常点評価(50点)と定期試験の結果(50点)によって成績を評価する。 評価基準: 評価基準及び方針については、当該年度農学部学生便覧記載の[評価基準及び方針]による。 |
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Course Requirements | 授業で使用する資料を熟読しておくこと | ||
Study outside of Class (preparation and review) | 授業で使用する資料を熟読しておくこと |