Animal Nutritional Science

Numbering Code Year/Term 2022 ・ First semester
Number of Credits 2 Course Type Lecture
Target Year 3rd year students Target Student
Language Japanese Day/Period Mon.2
Instructor name FUNABA MASAYUKI (Graduate School of Agriculture Professor)
Outline and Purpose of the Course 『人はパンのみにて生くるにあらず』とは聖書に出てくる文言である。聖書で言わんとすることとは意を異にするが、確かに、動物はパンのみでは生きていけない。栄養素とは、生きるために体内に取り込まなければならないものと定義され、動物では、炭水化物、脂肪、タンパク質が三大栄養素と称されている。本授業では、摂取される三大栄養素の特性ならびに動物の消化・吸収の特徴や代謝上の特徴の理解を目指す。
Course Goals 動物に必要な栄養素を理解し、各栄養素が必要な理由、ならびに、吸収・代謝過程を系統立てて説明できるようになる。
Schedule and Contents 以下の課題について、授業する。
第1回~第2回 消化管の構造
肉食動物から雑食動物、草食動物までの消化器官の構造と機能について講述する。
第3回飼料中栄養成分の構成
炭水化物、脂質、タンパク質の化学構造、分類、性質について講述する。
第4回~第6回 炭水化物代謝
炭水化物の消化・吸収・代謝調節機構について講述する。
第7回~第11回 タンパク質代謝
タンパク質の消化・吸収・代謝調節機構について講述する。
第12回~第14回 脂質代謝
脂質の消化・吸収・代謝調節機構について講述する。

<<期末試験>>
第15回フィードバック
フィードバック時間に、研究室内に待機し、質問に来た学生に対して回答する。
Evaluation Methods and Policy 平常点(50%)と期末試験(50%)。
評価基準及び方針については、当該年度農学部学生便覧記載の「評価基準及び方針」による。
新型コロナウイルス感染症の状況によって、講義形式をオンライン形式に変更する場合がある。その場合の成績評価は、改めて通知する。
Course Requirements None
Study outside of Class (preparation and review) 生化学の基礎を予習すること。また、講義で説明した栄養素に関して、その消化・吸収・代謝調節機構を復習すると同時に、自身が1日当たりどの程度摂取しているかを把握することによって、身近な栄養学となるよう努める。
Textbooks Textbooks/References プリントを配布します。
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