Animal Reproduction

Numbering Code Year/Term 2022 ・ First semester
Number of Credits 2 Course Type Lecture
Target Year 3rd year students Target Student
Language Japanese Day/Period Tue.2
Instructor name MINAMI NAOJIROU (Graduate School of Agriculture Professor)
IKEDA SHUNTAROU (Graduate School of Agriculture Associate Professor)
Outline and Purpose of the Course 人類が直面する人口増加やそれに伴う食糧危機に対応するための基礎知識としての生殖生物学を理解することを目的とする。生殖生物学の知識はわれわれの生活の質に直接インパクトを持つものであり、歴史的には2つの目標を達成するために生殖の理解を深めてきた。一つは人口増を制限することであり、もう一つは食糧生産を増大することである。十分な食糧をもって人口を維持することは重大な挑戦課題であり、人類が存在する限り続くものである。本講義では哺乳動物の生殖について、形態学的、生理学的機構および人為的制御について解説し、これらの知識を応用した発生工学、遺伝子工学およびゲノム編集技術を駆使した次世代型の動物生産技術についても解説する。
Course Goals 哺乳類の一連の生殖現象を発生生物学と内分泌学の両面から理論的に理解し、さらに発生工学、遺伝子工学およびゲノム編集技術など先端技術が人口増加の抑制や食糧生産にどのように活用できるかを思考する力を身につける。
Schedule and Contents 以下の各項目について講述する。各項目には、受講者の理解の程度を確認しながら、【 】で指示した週数15回を充てる。各項目・小項目の講義の順序は固定したものではなく、担当者の講義方針と 受講者の背景や理解の状況に応じて、講義担当者が適切に決める。講義の進め方については適宜、指示をして、受講者が予習と復習をできるように十分に配慮する。
1. 高等動物の生殖【2週】
2. 性の決定と分化【2週】
3. 高等動物の生殖器官と構造【1週】
4. 生殖のホルモン【2週】
5. 配偶子形成【2週】
6. 受精【1週】
7. 初期発生と胚の初期分化【2週】
8. 妊娠と分娩【1週】
9. 発生工学と遺伝子工学【1週】
10. フィードバック【1週】
Evaluation Methods and Policy 小テストおよび試験で評価する。小テスト(80%程度)、試験(20%程度)。受講態度等授業への積極参加についても評価する。評価基準及び方針については、当該年度農学部学生便覧記載の「評価基準及び方針」による。
Course Requirements 発生生物学関連の講義あるいは細胞生物学を履修しておくことが望まれるが、生物学の知識が乏しくても理解できるよう適宜補足するように努める。
Study outside of Class (preparation and review) 予習として、予め配布された講義内容のプリントを確認しておく。
毎回行う小テストに合わせて講義内容の復習をする。
Textbooks Textbooks/References 各講義時に次回の講義内容のプリントを配布する。
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