Introduction to Food & Environmental Economics

Numbering Code U-AGR04 1D103 LJ82 Year/Term 2022 ・ First semester
Number of Credits 2 Course Type Lecture
Target Year 1st year students Target Student
Language Japanese Day/Period Wed.3
Instructor name ADACHI YOSHIHIRO (Graduate School of Agriculture Professor)
ASAMI ATSUYUKI (Graduate School of Agriculture Professor)
MATSUSHITA SHUSUKE (Graduate School of Agriculture Professor)
Outline and Purpose of the Course  日本および世界における農業・食料・環境などをめぐる歴史と現状を理解した上で、経営学・経済学・歴史学の観点から、問題の所在を明らかにすると同時にその解決策を考察する。
Course Goals  農業・食料・環境問題を社会科学的に考察する視点と分析方法について理解を深める。
Schedule and Contents Ⅰ.食料環境問題と経営学(松下)
(1)食料環境問題への農業経営学からの接近(第1回)
(2)農業における経営成長と経営組織(第2回)
(3)農業経営における経営者能力と経営管理(第3回)
(4)スマート農業技術の普及と農業経営の展開(第4回)

II.農村制度の国際比較 -流通と土地- (浅見)
(1)固有性をもつ農村制度 (第5回)
(2)バザールでは駆引がものをいう (第6回)
(3)卸売市場でのせり取引 (第7回)
(4)交渉で価格は決まる(第8回)
(5)中国の農地利用の交渉側面(第9回)

Ⅲ 食・農・環境の近代史(足立)
(1)食と貧困―砂糖にみる南北問題の起源―(第10回) 
(2)アイルランド大飢饉と移民―ジャガイモの近代史―(第11回)
(3)世界戦争と食資源開発―大豆にみる20世紀食糧戦―(第12回)
(4)食と差別―肉食と屠畜の社会史―(第13回)
(5)「下肥」の比較環境史 ―都市屎尿問題と近郊農業史―(第14回)

Ⅲ.フィードバック:3人の各々の最終講義日に、教室で質問に回答
Evaluation Methods and Policy  松下担当分はレポート(30%)、浅見担当分はレポート(35%)、足立担当分はレポート(35%) で評価する。レポート3回提出が単位取得の条件である。
 評価基準及び方針については、当該年度農学部学生便覧記載の「評価基準及び方針」による。
Course Requirements None
Study outside of Class (preparation and review)  講義時にレジメを配布する。参考文献と併せて復習や自発的な学習に役立て、その成果を3回分のレポートなどに反映させてほしい。
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