Practical Course in Applied Animal Science II

Numbering Code U-AGR01 4A315 PJ84 Year/Term 2022 ・ Intensive, First semester
Number of Credits 2 Course Type Practical training
Target Year 4th year students Target Student
Language Japanese Day/Period Intensive
Instructor name YOKOI NORIHIDE (Graduate School of Agriculture Professor)
TANIGUCHI YUKIO (Graduate School of Agriculture Associate Professor)
IKEDA SHUNTAROU (Graduate School of Agriculture Associate Professor)
HOSHINO YOICHIRO (Graduate School of Agriculture Assistant Professor)
FUNABA MASAYUKI (Graduate School of Agriculture Professor)
ohta takeshi (Graduate School of Agriculture Professor)
SUGIMOTO MIKI (Graduate School of Agriculture Assistant Professor)
OOISHI KAZATO (Graduate School of Agriculture Assistant Professor)
Outline and Purpose of the Course 農学研究科附属牧場では、肉用牛(黒毛和種)約100頭を飼養している。黒毛和種は「和牛」の品種の一つであり、優れた脂肪交雑(霜降り)を有する牛肉を生産する、日本の誇る遺伝資源である。本実習では、資源動物(家畜)の生産に関連の深い研究分野の連携により、育種、繁殖、栄養、生理および生産システムなどに関する講義と実習を行い、大動物(肉用牛)を用いた試験研究と飼養管理の基本を習得する。
Course Goals 資源動物の生産に関する基本的事項を理解する。
Schedule and Contents 9月5日(月)~9月9日(金)(予定)に、農学研究科附属牧場(京都府京丹波町)で実施する。 実習期間中は附属牧場構内にある宿泊施設を利用する。
 以下のような課題について、講義と実習を行う。
(1)資源動物の生体観察ならびに測定に関する技術の習得 (横井伯英、谷口幸雄 3回)
 ウシの個体識別情報や和牛の登録制度について講義するとともに、ウシの取り扱い・特徴観察・体測定・鼻紋採取などについて習得する。
(2)資源動物の繁殖技術に関する実習 (池田俊太郎 3回)
  資源動物(とくにウシ)の繁殖や増殖をコントロールするための実用化技術の具体例として、人工授精や妊娠鑑定に関する実技と講義を行う。
(3)資源動物の栄養生理に関する技術の習得 (舟場正幸 3回)
  血液成分を測定することによって動物の健康状態を把握するために、ウシを用いて採血ならびに血漿調製法について習得するとともに、採取した血液成分の測定法を習得する。
(4)資源動物の環境生理に関する技術の習得 (太田 毅 3回)
  資源動物の環境変化に対する適応および代謝・免疫機能について講義するとともに、環境温度と資源動物の生理機能の関係を調べるために、ウシの体温(直腸温および体表温)、呼吸数および心拍数の測定を行う。
(5)資源動物の生産に関する情報の収集と統合化のためのコンピュータ実習 (大石風人 3回)
  コンピュータを用いて、ウシに関する飼料要求量と成長の関係、最適な飼料設計、環境問題との関係などについて明らかにするとともに、附属牧場における実際のウシの飼養と比較する。
(6)資源動物の飼養管理実習および和牛生産に関する最近の話題 (星野洋一郎 15回)
  ウシの飼料給与および畜舎管理に関する実習を行う。また、和牛生産に関する最近の話題の紹介および実習を行い、畜産研究の現場への応用について理解を深める。
Evaluation Methods and Policy 平常点により評価する。評価基準及び方針については、当該年度農学部学生便覧記載の[評価基準及び方針]による。
Course Requirements None
Study outside of Class (preparation and review) 家畜伝染病に対する防疫対応の周知を図るため、7月上旬にガイダンスを行う。受講予定者は必ず出席すること。ガイダンスを無断で欠席した場合は、実習を受講できないので注意すること。
Textbooks Textbooks/References 適宜、資料を配布する。
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